MUJIN200のお手伝い
確か最初にマツイさんから電話が来たのが前回のMUJINが終わって次の月曜日。その日の夜のエスカレーターに乗るトレイルランナーはポッドキャストに残ってる1回目のエピソードだと思う。MUJINが失敗に終わったってやつ。
昼くらいに知らない番号から電話。出るとマツイさん。
もう一回今回のコースでリューさんがMUJINやりたいって言ってるんだけど、喘息とか累積が結構あって今回みたいにペーサーいない区間を作りたくないんだよね。で、リューさんに聞いたらマナブくんにお願いしたいって言ってるんだけど、どう？
もちろん二つ返事でOKした。日程も何も聞いてないけどOK。
するとマツイさんが、
大丈夫だってよ。良かったね。って。電話の向こうで言ってるから、
誰か一緒にいるのかと思ったら、リュージーwww
子供かww自分で言えないww
僕はリュージーと出会ったのはたぶん4.5年前？特に一緒に飲みに行くとか、連絡取り合ってるとかない。会うのも半年に一回くらい？MUJINをチョイと見に行くとか店にフラっと行く。ただ会うとメチャ喋る(もしかして俺だけ喋ってるかも)山、トレラン、子供の話し、あまり表に出せないグチとかw
そんなたまにしか会わないリュージーは俺の中で、
凄く気を使う、シャイなランニング大好き純粋おじさん。
気遣いおじさんは回りに人いると要らない気を使っちゃって疲れちゃうからMUJINは少しクローズにしてるんだと思ってるｗあまりにみんな来ちゃうと走るより疲れちゃうから(俺の想像ね)
そんな気遣いシャイおじさんがペーサーをマツイさん経由でもw頼んでくれたのが嬉しかった。実際その日の夕方電話来た。お願いします。って。シャイすぎるだろw
で、当時の僕は腰、股関節が悪すぎて、ランニングしても痛みが出てダメ。となってた時期で酒飲んでなかったんだけど太るし、ランニングはまじで引退しようかな？と思ってた。
でも今回のはどうしてもやりたかったし、その日のエスカレーター聞いて
リュージーの決意が凄く伝わったので、何とかしないと。と思った。
先ずは何で腰、股関節痛いのかから入った。要は座り仕事で同じ体勢がダメ、椅子がダメ。だから新しい椅子を買って、具体的に股関節、腰の痛みはどの筋、筋肉だ？ってのをネットで調べまくった。病院も行ったけど、何かイマイチだし、人にガタガタ言われるの好きじゃないので自分で。
あとは痩せさせないとって事で飯の量を減らして、とりあえず水分を取る。酒は飲み会でしか飲んでなかったからそのまま。夏前だったのでとりあえず汗をかくように坂道ダッシュしまくったw夏は長い距離走ると次の日にダメージ残る気がして短時間で大汗。知らんけど。
インターバルとかやり方知らないし、元々時計をつけずに走るので、ただの自分との闘いwどこまで追い込めるか。そしてストレッチ。痛い辺りの筋肉を調べて、ストレッチ。と入れて検索。画像で出てきたのやる。そうすると、コレメチャ痛いな。っての出てくるので来る日も来る日もストレッチやる。坂道ダッシュやる。の繰り返しをしてた。そうすると体重も落ち、ある程度痛みも減ってきた。坂道ダッシュは短距離みたいな走り方してたのを長い距離走る走り方にしたり、何の為にこの練習をするのか？って考えに辿りつき、靴、走り方、効果とか凄く考えるようになった。ネットで調べたり誰かに教わればいんだろうけど、あんま好きじゃないし、他人と自分は身体も年齢も違うと思うと、どれもしっくりこない気がする。だから我流。身体の硬さは何年もストレッチなんてやってないんだからすぐに良くなるわけない。ただただやる。
途中、最初に聞いていたコースではなく、
TDT200になったんだけどペーサー大丈夫？って連絡きた。
300キロwwwアホかwもちろんOKww
300キロ走る人見てみたいし、手伝えるの嬉しい。僕は二本目の鉄道公園から高水山、また鉄道公園のパートだったので100マイル終わった人の動きってどんななんだろ？と興味深々だった。
そんなこんなで身体は今までで一番走れるんじゃないかな？ってくらいに仕上がった。
良かった。とりあえず間に合った。
当日はマツイさんが来れずだったんだけど、いつもリュージーには誰かついてる状態。松井さんが用意してくれた、LINEグループとストラバのGPSでどこにいるか分かるから、どのくらいで到着するとかわかりやすかった。
鉄道公園の駐車場にスタンバって30分くらいで、サクさん、コバくん、リュージーが入ってきた。リュージーは元気そうだ。飯食ったり着替えて気絶するように少し寝て、
リュージーの荷物と飲み物とかをザックに入れて、いざ出発すると、
え？ホントに100マイル走ってきた？
ってくらい動きが軽やか。マジか。人間こんなに動けるの？ってくらい普通。会話も普通に出来るし、疲れてる感じがない。なるべく眠くならないように、常に話しかけてたけど、普通。平地は走るし、マジか？wってのが感想(語彙力)
疲れてるのは当たり前なんだけど全然愚痴やらマイナスな事言わない。やめるなら多摩川で入水するか、ロードで車にはねられるかだなーなんて言ってて、榎峠でたまたま来たダンプは、ちょいデカすぎるなｗってｗｗｗ
山の中はランニングの練習方、大会、家族、店の話ししながら。
あとは19時間のバックヤードだねww（残り19時間で130キロくらいだった）なんて言いながら何の問題なく5時間40分で2回目の山パート終了。
（みんなに）帰り運転気をつけてね。（俺に）全部無駄話しだった。って言ってリュージーは出ていった。
ゴールは仕事中ストラバ見て一人で感動してたｗあのおじさん52時間動き続けたんだな。すげーな。タフだな。速いもあるんだけどタフなんだよね。ソレ凄い。一番カッコいい。何度やられても立ち上がってくるプロレスラーみたいな感じ。
今回の200マイルは距離が凄いってなるかもしれないけど、
一番凄いのは人望だよね。みんな仕事休んだり、夜中来たり、ペーサー以外の人はエイドの為に動いてずっと待ってたり。僕がペーサーしてる時にも、次の市川さんが、鉄道公園にいます。ってLINE入ったり、22時から〇〇さん来れるみたい。ってどんどん増えていく。もはや人気風俗嬢であるw予約入ってやめられないねｗなんて話しした。距離だけなら走れる人いるかもしれないけど、こんだけみんなから手伝いたいって思って貰える人は少ないんじゃないかな。
年齢は8歳違うけど、そんな感じしないし、50過ぎてから身体のキレを感じた事無いって言ってたけど、嘘でしょ？バケモンかよwとにかくすげーよ。
もしまた必要ならいつでもどこでも行くし、声かけてね。このブログ読む事はないだろうけどｗ
最後になりましたが、
実はコッソリ リュージー100 を完走したコバくんお疲れ様www
そしてみなさんお疲れ様でした！
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