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私のベタの外掛けフィルター

私の愛用している外掛けフィルターは、寿工芸のミニフィットフィルターMFだ。
静音性に優れ、構造がシンプルで組み立ても簡単。
とても気に入っている。

ろ過の勉強で役立ったのは下記サイト。

私の外掛けフィルターは、上記サイト内でいうところの、
『STEP1.物理ろ過』→『STEP2.生物ろ過
をしようとしている。

『STEP3.化学ろ過』はスペースが足りず諦めたのだが、ベタ水槽においてはそれが功を奏した
活性炭を入れると、マジックリーフの効果は吸収されてしまうのだ。
実は以前、専用フィルタ―が活性炭フィルターのみという水槽を使用した時期があった。
その際、マジックリーフの効果が吸収された為か、ベタが調子を崩してしまったのだ。
慌てて現在の14L水槽に引っ越し、当初から使用していた外掛けフィルターに戻し大事には至らずに済んだが、その時は自分の無知を反省し、pHについても勉強し直した。

さて、私のベタ水槽の外掛けフィルターの中身をご紹介しよう。

<背面>
矢印が水の流れ
給水ポンプから吸引した水は、ウールマットで物理ろ過され、リングろ材を通って生物ろ過される、という仕組みだ。

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上記において、ウールマットは汚れたり目詰まりしたらマメに交換している。
又、当初は清掃時の利便性を考え、リングろ材を台所用排水口ネットで纏めていたのだが、排水口ネット自体が目詰まりして流量低下をもたらす為、排水口ネットは外し、面倒でも掃除時にはろ材を1つ1つ積み入れる事にした。

<側面>
矢印が水の流れ
100均で購入したPPシートで市販フィルタ―を型抜き仕切り板を作成
市販フィルタ―を設置する中央の溝に差し込み、水の流れを下記の様にする。

IMG_0984 - コピー

いちばんのポイントは、下の写真の黄色い丸部分。
100均で売っていた水が切れるシンクマットをカットして入れただけだが、要は“底に若干の空間を作った”。
たったコレだけなのだが、この工夫で、市販フィルター使用時とほぼ同等の水流&水位を再現できる様になった。
ちなみに、青い付箋は市販フィルタ―使用時の水位だ。

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<正面>
4Lの小型水槽時には、ほんの少しの水流でもベタが大きな影響を受けた。
なので、100均で売っていた粗目スポンジをカットして切れ込みを入れ、吐出口に挟んで流れ込む水の勢いを調整した。

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日中は、一筋だけ流れを出し水槽内を多少撹拌した。
夜間は、スポンジを中央にズラし、ベタが静かに寝れる様にしていた。

ところで、少し水流を出したとしても、ベタは留まれる(掴まれる)場所があると案外平気そうだった。
そこで、水草(アナカリス)を入れて、ベタが居たそうにする場所に配置していた。

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現在、4L→14L水槽になっても同じ外掛けフィルターを使用している。
嬉しい事に、14L水槽になったら吐出口に挟むスポンジは不要になった。
水槽が広がり、水流が流れ込んでも影響がない場所があるらしく、ベタは平気そうにしている。
とはいえ、変わらず停留場所となる水草は入れている。
水質浄化アイテムとしても必須なアナカリスだ。
いずれにせよ、お手入れパーツ(吐出口のスポンジ)が1つ減って楽になった。
大きな水槽は水温の安定感も段違いで、ベタの好きなオモチャも全部入れててあげられた。
タンクメイト(オトシンクルス&グッピー雄)の逃げ道も増え、各々が住み分けられる様にもなり、みんなの住み心地が向上した模様。
デメリットは、水替えの水量が増えただけだろうか。
メリットの方が多く感じられ、余程の理由がない限り4L水槽には戻すつもりは無い。


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