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初めてのヒータートラブル

昨日、初めて水槽のヒータトラブルを経験した。

私は、アクアリウムを始めた当初から、この時を恐れてきた
もしもそうなったら、どれ程の悲しみを感じる羽目になるのだろう、と。
大勢の悲しみのツイートを定期的に目にしては、心新たに用心してる。

そして今回は幸運にも、最悪の事態は逃れる事ができた。

さて。
いつもの様に水槽に近寄ると、いつも居るはずの場所にいない魚達に、まず最初の違和感。

更に、とてつもなく変な場所にいるテトラに驚く。
「調子悪いの?」
水面に浮くアナカリスにもたれかかるテトラに話しかける。

水が汚れていたりするのかなぁ…?
と、まずは外掛けのフィルター交換してみる事にした。

そうこうしている内に、もう1匹のテトラが水面でアプアプしており仰天。
「え!?酸欠?…どうして!?」
酸欠にはならないはずだった。

驚き焦る心を抑え付け、何かヒントを拾うべく観察を続けると、何て事でしょう!!!!!
温度計シールを見て血の気が引いた。

だって19℃!!!

すぐさま水槽ヒーターのコンセントに目を移すも、電源は入っている。
故障なのかな…
電源タップのON/OFFスイッチをパチパチしてみたところで、いや、確認作業をしている猶予はきっともう無いと思い直し、頭を切り替えた。

確かもう1個ヒーターがあったはずだ!
とにかく慌てて交換する。

どうか間に合って…

物凄く残念な事に、この水槽は夫の水槽
どういう訳か、私が水替えをすると生体が体調を崩すのだった。
温かい水を入れてあげたい気持ちをグッと堪える。
私が水替えしちゃダメだ。
温まるのを待つしかない…耐えろ、耐えるんだ私。

直ぐに、じわりじわりとだが温度は上がっていった。
もう1つあったヒーターが正常に動いて本当に助かった。

21℃でテトラ達のアプアプは止まり、普通に泳ぎ始めた。
心底ほっとした。

24℃で石巻貝も動き始めた。
この時、全員の無事が確認できた。

あぁ~~~~~良かった。

今回学んだのは、ヒーターはトラブった時に買いに行けばいいやでは間に合わないという事。
もう1つのヒーターは、海水水槽のトリートメント用のヒーターだったが、あって本当に良かったと感じた。
すぐにまた買い足しておこう。

そして、どんなに面倒でも就寝前に温度チェックしていた自分を褒めたい。
前の晩は問題なかった。
そしてこれからは、起床時にも真っ先に水温チェックしようと思った。
今回の様に、万一の時に間に合う確率が上がるはずだ。

因みに、ヒーターは保証期間の2年を迎えていなかった
そもそも2年で買い替えようと考えてはいたが、絶対そうしようと肝に銘じた。

私は機械も好きなので、それらの存在は便利で有難く思っており、だけど当然壊れもするので、その恩恵を受ける側の利用の仕方も大切だと感じている。

ヒーターを水中から取り出す際はスイッチを切ってから20分後を厳守してきた。
設置する向きも、温度センサーとの位置関係をどうにも慮ってしまい、結局横向きばかりだ。
水流の向きや強さもセンサーを乱さないかが気になるし、モーター等の磁石同士の距離感も気を付けたくなってしまう。

そんな感じで、普段の生活の中でも機械が動き易い様に機械の気持ち寄りになる事が多い。

いずれにせよ、日々このような面倒くささと戦いながらアクアリウムを楽しんでいる。

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