自作の小説にAIで挿絵を創る できるだけ簡単に
うちに出入りする子の中にDAIちゃんていう、本人曰く絵師の卵がおりました。
いつも彼の愛車の丸目のコペンで突然遊びに来て
いつもこう言うのでした
「ウニョさん何か面白いことやってないですか。」
僕は負けず嫌いだったので
「今、noteでお笑い小説を書いてる。」と言うと
「面白そうですね見せてください。」なんて言うもんだから
DAIちゃんは拙作スイートシックスティーンの最初の読者になった。
ひととおりゲラゲラ笑って読んだ後、真剣な顔をしてこう言ったのです。
「僕がカバーと挿絵を描きます。楽しみにしててください。
そういうと来た時と同じく突然にコペンをぶっ飛ばして帰って行ったのでした。
それが今生のお別れになるとは夢にも思わなかった。
去年の桜が散るころにDAIちゃんは突然逝きました。
絵師では食っていけないからとバイトしてたんだけど
人のいい彼は、休んだ他のバイトの子の仕事を抱え込んで
なんの仕事をしてたかはわからないけど肺が真っ白になってたと
親後さんから聞きました。
僕はDAIちゃんのお墓の前で言いました。
「つらいよ。悲しいよ。挿絵をかいてくれると約束したじゃないか。」
そのころですねAIで絵まで描けるんだよって言われだしたのは。
だからDAIちゃんの代わりにAIちゃんに絵を描いてもらうことにします。
スイートシックスティーンについてはこの機会に
マガジンにしましたので読んでください
それでははじまりぃぃ
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