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HEADBUSSAとLAST WISHESのライブに行ってきました。


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 3/29(金)、心斎橋CLAPPERで開催されたLAST WISHES JAPAN TOUR 2024 WITH HEADBUSSAに行ってきました。(プロモーター:CKS Productions


 3/29はプロ野球の開幕日でもあり、僕もオリックスファンなので、当日朝までは開幕戦を家で観るつもりだったのですが、昼休みに先発ピッチャーを確認したところ、相手ピッチャーが有原航平というオリックスがかなり苦手とする選手だったので、これは負けるな・・と一瞬で観る気が無くなり、その後Twitterをぱらぱら見ている時にこのライブを見つけました。

 会場の心斎橋CLAPPERは、アメ村の三角公園辺りにあるイメージだったのですが、地図アプリで調べてみると「心斎橋」というより「長堀橋」的な場所にあり、仕事場からかなり近かったので、これなら家で野球観るよりマシだなと思い、急遽行くことに決めました。

 ソフトバンクの先発ピッチャーがスチュワート・ジュニアとか、(有原選手と比較して)「可能性」を感じさせる人選だったら行かなかったライブなので、有原選手が行かせてくれたライブと言っても過言ではないかもしれません。そのスチュワート・ジュニアにも昨日なんか負けてましたが…。

 なお、当日にく事を決めたので、全バンド曲を知らない状態での参加になりました。



<ライブ会場>

 心斎橋CLAPPERは昔から名前をよく聞くライブハウスだったような気がしますが、中は滅茶苦茶綺麗でした。(今ネットで調べたら一昨年現在の場所に移転したとのことで謎が解けました。移転前の場所には1回くらい行ったことがある気がします。)

 入場時のドリンク代は600円と普通でしたが、中のビールは500円でこのご時世優しさを感じる値段設定でした。ビールは缶ビールを2種類選べて片方がオリオンビールでした。あまりオリオンビールと縁のない人生を送っていますが、久しぶりに飲んでみたら思っていたよりおいしかったです。



<客層>

 客層は若者中心でした。また、海外バンド2組のメンバーかスタッフみたいな人たちも多く、2割くらいは外国の方でした。


<レポート>

 ライブは次のようなタイムテーブルでした。

19:00オープン
19:30-19:55 UNHOLY11
20:10-20:35 EX-C
20:50-21:15 HEADBUSSA
21:30-22:00 LAST WISHES


1.  UNHOLY11

 1組目のUNHOLY11はメンバー5人くらいのビートダウン系のハードコアバンドでした。
 メンバーの方は若そうな感じでした。
 途中ラッパーの方が参加してラップメタル調の曲(Quarashiとか思い出しました)があったりと曲の幅は広そうでした。

2.EX-C

 2組目のEX-Cはベテラン感あるごった煮系のハードコアバンドでした。

 物凄く雑な例えで申し訳ないのですが、ドラゴンフォースのいい感じの曲のイントロ部分だけを繰り返すようなリフをガンガン鳴らしながらがなりまくる曲があり、それがかなり良かったです。
 MCでボーカルの方が「会場着くまでに歩いてたら桜が咲いていた」という話をされており、桜の開花の事を知れたのも良かったです。


3. HEADBUSSA

 フランスのハードコアバンドということで、勝手にちょっと線が細かったり、なんかオシャレなアレンジ入れて来たりするのかな(なんか、レコードのチュクチュク音とか入れてきそう)、と思ったらかなりストレートでバキバキのハードコアバンドでした。

 フロアの外人の人達が1曲目からハードコアのライブって感じの腕ブンブン振りながら暴れ回るダンスをしまくっており、かなり危険を感じるフロア状況でした。

 また、EX-Cあたりからかなり出来上がっていたク◯バカが缶ビールの中身を床中ぶちまけながら踊っており、そのせいで床がスケートリンクみたいになってしまっていました。

 最初は外人も面白がって滑っていましたが、やがてク◯バカは誰かの逆鱗に触れてしまったのか、気づいたら外人2人に連れられてフロアから叩き出されていました。

 ク◯バカの失態を加味してもフロアはこの日一番の盛り上がりでした。
 HEADBUSSAを観れただけでも、この日来て良かったと思える演奏でした。


4. LAST WISHES

 元々のタイムテーブルでは22:00終了予定でしたが、糞馬鹿が床一面まき散らしたビールの掃除とかで押しまくって開始が22時でした。

 LAST WISHESはリーズ出身のバンドらしく、こっちも勝手に「リーズ・ユナイテッド」とか「These New Puritans」のイメージで"知的で清潔感ありつつもちょっと音楽性が尖ってる"系のハードコアかなと思いきや、こちらもゴリゴリで、HEADBUSSAよりもオールドスクール寄りの香りが漂う筋肉系ハードコアでした。

 結構良かったのですが、開始が遅かった為か、客全員HEADBUSSAで出し切った感があったのか、比較するとそこまで盛り上がってはいませんでした。

 ボーカルの人はゲームじゃない方のバイオハザードの、かなり年季の入ったTシャツを着ていました。ゲームじゃない方のバイオハザードのTシャツを着ている人を10年振りくらいに見た気がしました。


<総評>

 良かったです。

 ただ、3000円という激安チケットで行けたのに、最後MERCHを買わずに帰ってしまって、それが少し心残りです。

 最近なんかTwitterで「地方公演は意味ない」「赤字になるくらいなら東京だけでやった方がマシ」的な内容ばかり呟いて、インプレッションで小銭を稼いでいるプロモーターの方がいます。

 正直、大阪に住んでいる人間からすると「うっせえな東京モンがよ~。うんこ喰っとけよ。」という感じがしますが、呟かれている内容は「確かに…」と思ってしまうものばかりで、僕も普段の行いを猛省し、これからはライブに行ったら必ず物販で何か買おう、と思っていたのですが、何か・・・コレ!という物が無かったので普通に普段よりちょっとビールを多めに飲むだけで帰ってしまいました。ただでさえチケットの値段を凄く安く設定してくださっているのに、追加でMERCHも買えない自分の資金力の無さに涙が出ます。



おわり

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