1000回。
このnoteで1000noteになりました。
いつも温かいコメントやスキをくださる皆様、本当にありがとうございます。
noteを利用させていただき1年余り。
その間に様々な経験をさせてもらえたと思っています。
家族に作るごはんレシピを紹介させていただいたり、ドカ弁に作る曲げわっぱ弁当の詰め方のコツを発表したり。
当たり前の日常生活の一部である、食事を作るということを価値あるものとして受け止めてくださる方々がいらっしゃることが本当に嬉しく励みになりました。
また、どうしようもなく苦しいとき、飛び跳ねたくなるほど嬉しいとき、夕刊UNIに書かせていただくことが何より平常心を保つ薬になっています。
自分の仕事にも変化が見られました。
以前までの作品と現在の作品とでは明らかに趣きが変わったことに最近気がつきました。
私の書は情熱的な運筆が持ち味ですが、そこに足りないものがあることに一年前までの私は気がついていませんでした。
それは、自分と他者の価値観の違いに対して、ある種自分の中で、バシッと線引きをしていたことが書に現れていたのかもしれません。
好きなように書く。
自分の作品なのだから。
この基本姿勢は変わらないと思います。
しかし、自分の作品を好きになってくださり、応援してくださる方が増えるにしたがって、視点が少し変わったように感じています。
書で言えば、普段はお客様の希望になるべく添えるような作品を何度も書いては提案させていただくのが普通ですが、noteの中の方、とりわけ私の作品を手に入れてくださる方々の好むものは、何となく細かく聞かなくても分かるようになってきていて、喜んでいただける作品になるよう自然に筆が進みます。
あれがダメならこれで試してみようと様々な知恵や経験を生かしながら努力を重ねる方々の清々しさ。愚痴らず腐らず他人のせいにしないたおやかさ。
そういう方々はやはり魅力的だし、新しい風を自分に運んでくださる。
ゼロから1に。無から有へ。
自らの手によって生み出される作品。
コツコツと、ひっそりと、自分と向き合う時を経て現在があるのだということ。
そんな気持ちを愛すべきフォロワーさんに贈りたいと思います。
これからもよろしくお願い致します。
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