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ドカ弁の勝利?

フォロワーの皆さまには、いつも気にかけていただいている我が家の長女、ドカ弁がこのたび本命の高校に無事合格した。

たくさんの励ましのコメントやスキをいただき、noterさんの声援を追い風に本番に挑んだのがドカ弁により良い結果をもたらしてくれたと感謝しきりのunimamである。

さて、今回ドカ弁が解いてきたこの問題。例年にない新しい傾向の問題であったそうなのであるが、皆さまはどんな解答をされるだろうか。

サッカーの試合の勝敗表を解答させる数学の問題である。

何が何やらな感じであるが、この問題の前にも解くのに時間のかかるけったいな問題が出題されていたため、多くの受験生が時間が足らなくなったり戸惑ったそうだ。

しかし。ここがドカ弁のドカ弁らしいところで、この問題をシャーっと埋めて正解してきたというのだからミラクルである。

足を故障したり、様々な要因も重なりで、ベンチで応援、スコアラーを務めることも数多くあった中学校でのドカ弁のバスケ人生。

念入りに相手チームの有力選手を見極めるポイントをスコアに書きこんだり、勝敗を記録することにかけてはかなりの経験値を積んできているのだから、この問題は「朝飯前や!」だったそうである。

生きているうちに身に降りかかる悔しさや悲しみは、どこかでその人の人生の手助けをしてくれるものなのだと思う。

根ババっ子からの執拗な嫌がらせ、信頼していた大人からの裏切り。

試合に出る機会をことごとく邪魔された際にベンチを温めた悔しさ。

あの時のことを思いだすと遠いことのように思うが、腐らずに最後まで踏ん張ったことが人生の岐路を決める受験という大舞台で花咲いたのであるからこれは大逆転である。

ちなみに。

夕刊UNIを愛読してくださっている方はお判りになると思うが、根ババっ子はこの最後の大舞台でのサクラは散ったようである。

”自分だけが目立てばいい、自分より誰かが目立つなんて許せない!”

他人を貶めることにしか神経を使っていなかったことが災いしたのだろうか。

根ババっ子はまともにスコアをつける暇なんてなかったのだ。常にコートにいたのだから正確な付け方なんて興味もなかったのだろう。
ほんのたまにスコアをつけても、絶好調のドカ弁に腹を立て、スコア表を改ざんしていたこともあったっけ。得点率が20点の所を空白の0にされていたこともあった。

根ババっ子よ、何はともあれやったことは必ず自分に返ってくる。
因果応報である。

ドカ弁が泣いた最後の夏と同様、土砂降りの雨の中での合格発表であったが、
お天道様はやはり見てくれていたようである。

最後の最後でドカ弁にサクラを咲かせてくれたのだから。


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