お外で書の撮影
海外に向けてオープンしたEtsyショップ「Unsendo by Unimam」で販売する原書をどのように見せたらより興味を持って見ていただけるかとここ最近色々考えていたのであるが、本日夫が自宅から車で5分の場所にある自然豊かな公園に行き、Unsenの書をよりドラマチックに演出する写真を撮ってきてくれたのである。
夕方から曇り空になり、明るさはどうかなと思っていたが、書道にはキラキラ光るお日さまよりも、すこし影が感じられる日当たりのほうが雰囲気が出る。
ちょうど良い具合の写真を撮ってきてくれたので感謝している。
始めたばかりで何もかもが手探り状態のショップであるが、色々工夫を凝らす作業は楽しいものである。
初めは誰も振り向かないものに興味を持ってもらい、目に留めてもらうように試行錯誤し、そして「なんかいいな、これ!」という気持ちになってもらえるような棚作りと、何より心を揺さぶるような書を精進して書いていきたいと思っている。
今日撮ってきてもらった写真で一番気に入ったのはこの作品である。
現在Etsyでこの「風」を販売中であるが、家の中で撮影した写真を使っていたので、風を感じさせるには少しパンチが効いていないように思っていた。そこで早速、この写真が一番前に来るようにしてみたのである。
落ち葉がカサカサ風に飛ばされてくる様子や川面に吹く秋風をイメージしやすい写真でまさに「風」をより身近に感じてもらいやすくなったと思う。
書に芝生は似合わない。
あくまでジャパニーズスタイルの「苔」の上に書はしっくりくるという発見もあり、夫にはUnsendo by Unimam写真部門として協力願いたいものである。
Unsenは書く、Unsen夫は撮る。Unsendoは番頭さんの福井ウサ子さんに任せた。
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