伝える。伝わる。
UNSENDOのカスタムオーダーが先日から続き、思いのほか忙しいGWである。
今回はアメリカ在住の日本の方からのオーダーである。
転勤する同僚の方に書のギフトを贈りたいというご依頼を頂いた。
UNSENDOのカスタマーサービスは福井ウサ子さんにお任せしているので、直接お客様とのやり取りをしたのは今回が初めてである。
『雲泉さんの書を見て書道を習いたいと思いました。』
海外在住の方にも書道を伝えたいという想いをいつも持っている私にとって、何より嬉しい言葉をいただき感激である。
雲泉の書を見て書道に興味を持って頂いたのであれば、作品が仕上がるまでの過程を伝えたいという気持ちになった。
書を一日乾燥させ、墨が完全に乾いたら裏打ち作業をして、その仕上がりを裏打ちなしの作品と比べてもらいたいとお客様に伝え、翌日、作業済みの作品を写真に撮り、確認してもらったのである。
左が裏打ちなしの作品、右が裏打ち作業済みの作品である。
すぐにお客様から反応があった。
『裏打ちとの違い、はっきりわかります!』
ダイレクトに反応があることはとても嬉しいものである。
期待に応えられるよう、書を書くのは 孤独な作業である。だからこそ。
『伝える、伝わる。』
これからも大切にしていきたいものである。
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