婚活の「闇」。理想は手に入らないと知ること。

私の周りには
現在婚活中の友達が何人かいるのですが
婚活を始めた当初から
次第に様子がおかしくなっていくのを感じます。

例えば、最初は相手に求めるものが
「思いやりがある人で、健康で、
自分よりも少し年収が多いくらいで十分」と言っていたのに
「車を持っているほうがいい」
「役職がついていて豊かに暮らせる収入がある」
「都内に住んでいる」
「服装に気を使っていて清潔感がある」
「身長は175センチ以上」
などなど
理想のポイントがどんどん増えて
それに当てはまらない人は
マイナスポイントがついていく。

「デートはスマートにこなしてほしい」
「みんなが憧れるようなお店に予約をとってほしい」
さらに
「私にも周りにも気を使ってほしい」
って。。。
話を聞いていると
何を求めているんだか分からなくなってきます。

・・・そんな人いないし
いてもあなたは選ばれないと思うよ。
だって、相手に
思いやりもって接してないもん。

冷静になろうよって思ってしまう。
なんだか「え?そこって重要?」みたいに思えるところも
こだわって
「○○が気になっちゃってやっぱり無理」とか言い出したり。

服のサイズ感、
靴下の色、
口癖、
仕事、
趣味、
将来への期待。

勝手に「私にはふさわしくない」人として
上から目線で判断を下す。
そんなのは間違っていると思うのです。

これまでいくらモテてきたとしても
30歳も超えれば
「選んであげる方」
ではなく
「選んでもらう方」

安い婚活パーティーに何回も行くのも非効率だし
いつか理想通りの人に出会えると信じるのも
現実見て冷静になったほうがいい。

生理的に無理、とかはもう
しょーがないけど
ある程度は目をつぶって
嫌なことろはコミュニケーションで解決する方が
可能性を消去していくよりもはるかに効率的だと思う。

不完全な部分も含めて受け入れなくちゃ。

(バツイチの私が言うのもなんですが)

そして私は正直
「出会いがない」っていうのは
あり得ないと思うんです。

通勤のとき、会社の中、取引先、買い物、
何かしらの飲み会や交流会。

いろんな人に出会ってるじゃん!
朝の通勤電車で気になる人がいたら
知り合いと間違えたふりして話しかければいいじゃん!

スマートに生きることを目指しても
何にもならない。
もっとかっこ悪くならないと。

ちなみに私は婚活はしていません。
好きな人がいるからっていうのか一番大きいけど
周りのそういう(悪い方向への)変化を目の当たりにして
怖くなりました。

はぁ~・・・
でも、まぁ
良い人がいたら紹介してあげたいなって
思います。

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