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樹に宿る精霊の物語を掲載→note創作大賞2024に応募!

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樹木擬人化のファンタジー小説『樹々は唄い、風に舞う』 第一部 ~樹々の恵み編~ 全話を このnoteに掲載して、【note創作大賞2024・ファンタジー小説部門】に応募します!』…
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#ブナ樹木擬人化

【告知】このnoteに自著の物語を掲載して、『note創作大賞2024』に応募します!

 現在メインの創作活動『執筆中の物語を完結する! & 書き上がった物語を、このnoteに掲載する! 』カテゴリの、重大告知!  このnoteに自著の物語『樹々は唄い、風に舞う』 第一部 ~樹々の恵み編~を掲載して、『note創作大賞2024』に応募します! このnoteに掲載する目的は、現状打破。  長年、心血を注いで行ってきた、この創作活動。  現状の『〝読者数が伸びない、埋もれ状態〟を少しでも解消して、多くの人の目に触れられるようにしたい!』のが、物語第一部をこのno

7話【太陽の恵みと、森のスクラム】『樹々は唄い、風に舞う』第一部~樹々の恵み編~

7話【太陽の恵みと、森のスクラム】 弐乃峰よりも元気に育った、壱乃峰の森の樹々は、皆 ほぼ完全に その葉を開き、枝を伸ばしている。  羽のような形をした、未だ薄緑色の若葉を開きかけている その樹を除いて、樹々は濃い緑色の生命力に溢れる葉を、ぎらぎらと照り付ける太陽に向けて。  ……こうして森の中に寝転んで、青空と木漏れ日を見上げていると、いろんな樹々が枝葉を伸ばしている様子が、よく観察できる。  どの樹も、日光を浴びようと懸命に枝葉を伸ばしているけれど、まるで譲り合っている