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好きなMVの話を聞いてくれ

大門弥生さんの
『freedom』
という新曲を聴いた。
聴いたというか観た。
めちゃくちゃ素敵なMVだった。
中学生の頃、一眼レフを買った友達に
「いつか私主演でMV撮ってや」と
無茶苦茶なお願いをしたことを思い出した。

昔からMVがとても好き。
だから好きなMVを紹介したい。
厳選6作品。


短い映画のようなMVが好きで、
先述した
大門弥生『freedom』
素敵すぎる美しすぎる作品だった。
暗い中ひとりで結婚式場の掃除をする清掃員の男性が、美しさに見惚れてウェディングドレスを身に纏い、自由になっていく、みたいなストーリー。ドレスを着たまま掃除するところも、夜明けの街でドレスのまま踊るところもめちゃくちゃ素敵。見てほしい。



さっきと系統は似てるかもしれない。
永原真夏『ON THE ROAD』
これも登場する役者さんがめちゃくちゃ素敵で、描かれ方がナチュラル。たぶんほぼ本人そのものな気がする。わからんけど。
さっきの『freedom』でも、登場したモデルさん自身が攻めたファッションをされる方だから、「似合い」、「適正」みたいなのがあるのかもしれない。公開当初から、何故か飽きずにずっと好きなMV。そして曲。



ちょっと過激というか、強めの作品。
神聖かまってちゃん『僕のブルース』
メジャーアーティストでありながら、
手作り感溢れるMVを個人で撮影編集して定期的にアップロードしているボーカルの「の子」さん。これは初期の頃の作品で、銃をかまえたり、こめかみに突きつけたり、そんな事をしながら海に落ちる。そんで、びしゃびしゃで這い出てきてパンツがずれてる。過激さの演出をしながらもどうしようもない感じとか、不安定な感じがカッコよくて、めちゃくちゃ良い。



めちゃくちゃ有名だけど改めて
乃木坂46『シンクロニシティ』
窓越しの淡い光の中、
真っ白で装飾のないワンピースに裸足で踊る乃木坂がめちゃくちゃ美しくて涙が出る。
マジで神々しい。特に、2:00あたりからの生駒里奈ちゃんのソロパートが美しすぎる。
スカートの裾をサッと投げて花が開くみたいになるダンスも素敵すぎる。極限まで無駄を省いたMV。線の細い乃木坂にこそできる。



これもトップアーティストのやつ。
BTS『Euphoria』
知らない人も多いと思うけど、BTSには「花様年華」という小説コンセプトのようなものがあって、幾つかのMVはひとつの大きな物語として壮大に繋がりがある。『Euphoria』はそのひとつで、物語の幸せな部分だけが切り取られたような作品。(最終回ではない)
7人全員が黒髪の時点でめちゃくちゃ珍しい。前置き長め、あとがきも長めだけど、曲の部分の輝きがすごい。オシャレな青春洋画のカッコ良いオープニングっぽい。“色”が可愛い。



全然有名じゃないけどめちゃくちゃ好き
おだじん『Warm Again』
シュールコント系YouTuberの先駆けである
コウイチTVとコラボで撮影されたMV。
可愛くて温かい空気感なのに、殺伐としたシュールなボケが織り混ぜられている。仮面を付けておもちゃのナイフを振り回したり、全員が縦1列に寝転んでいるだけの時間があったり。全然意味がわからないのに、その意味のわからなさ、怖さを包み込む温もりがある。
「なにこれ」という拒絶感で、見ている人を置いてけぼりにしない優しさがあるのに、やっぱり意味がわからない。絶妙。


もっとあるけどこれで終わる。
たったの5分そこらに、
思いとか物語とか救いとか表現が
隙間なく詰め込まれてるの素敵すぎ。

いやこれ全員知ってることか。



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