三峰の演者について思うこと/思ったこと。
・前置き
※これは我儘なままの感想あり、僕個人の感想です。
自分は三峰Pではありません。三峰Pから見た時に、
いや違うよ。という点あるかもしれませんがご容赦ください。
成海瑠奈の呪縛からずっと抜け出せていませんでした。
いや、いや待ってください。悪い意味じゃあないんですよ。
自分は成海瑠奈を評価しています。
最推ししていたらあるいはどう反応していたかは分かりませんが、
人生の中で関わってきた人間の中に性的に奔放な人間もそれなりに居たので
問題とされた部分に対して拒否感・忌避感もあまり感じませんでした。
まあ、細かい部分は置いておきますが、少なくとも当時の彼女は
歌やダンスのパフォーマンスの点に置いて上から数えた方が早い位置にいました。そしてなにより(僕から見た)三峰との適合率が非常に高かった。
怒る人もいるかもしれないけれど、末路でさえ無数にある三峰のifルートの中のENDの1つとしてありえそうだなと思ってしまった位だった。
そして色々あって交代で三峰に成った希水しおさん。
何処からこんな逸材を見つけ出してきたのかと唸らざるを得ないほどに
ぱっと聞いただけでは違和感を感じにくい程の三峰の声を演じてくれ、
ダンスも歌も非常に高水準でこなしてくれる方でした。
感謝こそすれ文句のつけようがありません。バチが当たってしまう。
そう、文句の付けようがないのですが……。
どうしてもおしおさんに "湿り気" を感じる事が出来なかった。
逆に太陽のような人だなあ、という印象がとても強かった。
自分の中の三峰と言うのはやはりどこか水気を帯びた女の子で、
成海瑠奈という演者はまあ、見た目を始めた色んな部分で三峰の
「記号」の部分に共通点の多いタイプだったと思う。
アンティーカという集合体で見る時の三峰結華・希水しおは良いんです。
格好良くて、シャープ。5thの純白トロイメライなんて最高だと思いました。
本当の人形のような表現力。歌い上げる迫力。
"アンティーカ"としてのステージならあれが一番好きです。
で、話は我儘なままDay1に移るんですがプラスチック・アンブレラを見た時に「やっぱ違うなあ……」って思ってしまったんですね。
自分の中の三峰結華というのは月に焦がれる太陽/月を経ても尚、
まだここまで強さを感じる事の出来る女ではなくってどこかもやもやを感じてしまいました。
役柄の交代から我儘なままのDay1までずっとやっぱり希水三峰は「強すぎる」が一貫して感想として抜けませんでした。
なんというか分かりにくいんですが僕の中の三峰の印象って杖なんですけど、希水三峰って剣のイメージなんですよね。
そして迎えたDay2のプラスチック・アンブレラを見て膝をつく事になります。
Day1とガラッと変わった水気のある三峰を希水さんの演技力で行うとこうなるのかと、ずっと胸につかえていた塊がすっと消えたような気分でした。
ああ、出来るんだな。出来る上で三峰としての演技を選んでいるのだなと思ったら、その後の劇中劇も、後日見返したアーカイブでのday1もまるで違って受け取る事が出来るようになっていました。
この度シャニマスとコラボしていた推しの子、
これだけ世に広まり人気の出た作品になりましたが…
未だに推しの子にアクタージュを重ねて見る人間が居ますよね。
というか僕がそうなんですが、三峰に関しても同じでした。
今輝いている素晴らしいものに対して、過去の思い出を重ねてしまう。
どちらも素晴らしいものではあるけどそれはそれ、これはこれでした。
限りなく三峰に近い成海瑠奈という演者を忘れてしまう事はないですが、
希水しおという演者を見る度に三峰を間に置いて比較してしまう事は今後ないと思います。
5.5th『星が見上げた空』、目から鱗が落ち見る世界の変わった僕が
今度は再びアンティーカとしての三峰・希水しおを見た時にどう感じるのか。
とても楽しみなのでなんとしてもチケットを取りたいものです。
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