人は一人で生まれ一人で死んでいく、のだけど

奇才アキ・カウリスマキの映画を観たことはなくて、クラッシュのジョー・ストラマーのソロは聴いたことがなくて、そんな自分のYouTubeのホームになぜかこの動画があって、続けざまに3回観てしまった。

ジョーが亡くなって何年経つのだろう。
あの頃、僕はクラッシュすら聴いていなかった。
そんな自分は、既にジョーの歳を越えて生きていることに気付く。

多分まだ30代だったジョーは、アングロサクソン特有の加齢で太ってしまう前で、やっぱりカッコいい。
ファックされたいと思った。
バーの佇まい、コンガだけをバックに歌うジョーは、どこまでいってもジョーのまま。

生きていて、自分の人生で何かを残すことに興味が無かったのに、最近それを意識するようになっている。
このジョーの歌のように、もし自分が消えた後も何かが残るのなら、それはそれで臆病になることはないと彼が言っている気がした。

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