人は一人で生まれ一人で死んでいく、のだけど 3 岡田泰紀 2022年6月30日 22:13 奇才アキ・カウリスマキの映画を観たことはなくて、クラッシュのジョー・ストラマーのソロは聴いたことがなくて、そんな自分のYouTubeのホームになぜかこの動画があって、続けざまに3回観てしまった。ジョーが亡くなって何年経つのだろう。あの頃、僕はクラッシュすら聴いていなかった。そんな自分は、既にジョーの歳を越えて生きていることに気付く。多分まだ30代だったジョーは、アングロサクソン特有の加齢で太ってしまう前で、やっぱりカッコいい。ファックされたいと思った。バーの佇まい、コンガだけをバックに歌うジョーは、どこまでいってもジョーのまま。生きていて、自分の人生で何かを残すことに興味が無かったのに、最近それを意識するようになっている。このジョーの歌のように、もし自分が消えた後も何かが残るのなら、それはそれで臆病になることはないと彼が言っている気がした。 #音楽エッセイ #クラッシュ #アキカウリスマキ #ジョーストラマー 3 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート