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「ポンコツ天使ジノ」の振り返り

どうも!うんたばです!

今回は先日最終回となった「ポンコツ天使ジノ」を振り返えります。
書きたいことを分けるため、項目ごとに分けました。

・描くきっかけ
コミチさんのお題「1P万画賞」に応募するために描きました。ちょうどその頃、ジノ作品の連載をやりたいと思っていました。まずは応募用の作品として、ジノとイサミの出会いを描きました。結果は惜しくも(?)落選…。

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・連載開始
賞の結果がはっきりしたので、連載に向け本格的に始動しました。
まずはどんな話にするか?そこで思いついたのは、「ドラえもんのように異世界からやって来て、困っている人を助ける話」を考えました。
そして、過去にも同じことしてたのを思い出しました。かつてコミチさんからださせてもらった「マンガQ」。この作品を元にしようと決めました。さらに、作中で描けなかった部分をより深掘りしていくことにしました。

https://comici.jp/mangaq/
※購入はできないみたい(?)インタビュー記事は読めます。

・一番表現したかったこと
「読んだ人がポジティブになって欲しい」
これは、ジノ作品において共通のテーマです。私自身ネガティブになってしまい、ポジティブになりたいと願っています。今作品もこのテーマを軸にしました。
自分に自信を持てず、ダメな人間だと思い込んでいるイサミ。私の分身です。ジノと出会い成長していく。そんな心の成長過程を描きました。

・好きな回 その23「正直に言う」
この回はイサミが母親にテストの結果を見せる回でした。イサミは罰(おしりペンペンの刑)を受ける覚悟でした。しかし、母親は素直に報告したイサミを許しました。イサミが素直な気持ちの大切さを実感した回となりました。
これは元の話にはありませんでした。連載を機にイサミを深掘りいこうと思ったからです。
「イサミの本当に悪かったことは何か?」自分なりにいろいろ考えました。そして、「成績が悪かったのではなく、ダメな自分を認めなかった」と結論しました。
人はなんらかの理由をつけ自分を肯定しようとする。私もそうです。ジノと出会ったことで「ダメな自分を認める」と変化した。イサミの心の成長に気がついたきっかけになった回になりました。

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・制作して得たこと
連載は「4コマ1本を毎週土曜日投稿」で回しました。※最終回は話の都合上4ページになりました。2021年5月22日から始め、最終回以外は毎週投稿できました。これにより、漫画を描く「習慣化」が身につきました。
心身ともにきつい日もあり、「今週は休もう…」と何度か思いました。そんな時、ふと立ち止まり自問自答しました。そして、「とにかく描きたい」という思いに気づきました。評価は関係なく、自分の作品を残したい。そんな自分の気持ちに気づきました。この気づきで最後まで描き続けられました。
ほかにも、安定供給、モチベーションの維持等の多くの課題が見つかりしました。これらを対処、改善したことで自分自身の成長ができたかと思います。貴重な経験でした。


・今後の展望
今後の目標は「電子書籍の発売」。全32話とある程度量がたまり、以前から興味があった電子書籍の自主出版にチャレンジしたいと思います。さらに描き下ろしの話をいくつか追加し、描いてなかったエピソードを入れる予定です。
今までは「好きなものを描ければ満足」でした。しかし、作品づくりを通し「人を喜ばせることをしたい」という思いが膨らみました。
かつてコルクラボマンガ専科で教わった「好きなもののおすそわけ」の精神を思い出しました。当時はまだ理解が不十分でしたが、今は少しずつわかりはじめてきました。
具体的な日付けは決めてませんが、自分の誕生日である「2月22日」を目標とし動いていこうと思います。

・最後に…
自分の思いつきで始めたこの作品。最後まで描けたのは読んでもらった皆さんのおかげです。この場を借りてお礼を申し上げます。毎回楽しみにしてたというコメントもいただき、とても励みになりました。
ジノ作品は今後も続けていきます。電子版の準備とともに、新シリーズの準備もしていきます。私自身もジノに励まされた節があり、まだまだ描きたいです。これからも元気いっぱいのジノを描いて皆さんを楽しませたいです。
どこかでみかけ、読んでもらえると幸いです。


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