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小鉢よりもトッピング

社員食堂の利用の仕方は、職種によってだいぶ違ってくるようです。

工場や営業職の方が多い社員食堂では、小鉢よりもトッピングのほうが喜ばれる傾向があります。

間接部門の方々と違って、最前線で働く工場や営業の皆さんは食事の時間より、休息の時間を大切にしたいという声をよく聞きました。

1時間の休み時間があったら、食事の時間はなるべく短くして、しゃべる、寝る、ゲームする(?)、あるいはすぐに仕事に戻る、次の仕事の準備をすることを優先されるようです。

社員食堂でゆったりと食事をして小鉢やデザートも食べてリラックスするというよりも、一気に食事を片付けてしまっているといった感じで、そういった食堂では小鉢よりもトッピングが好まれるようです。

例えば、カレーコーナーの横に、温めたコロッケ、一口カツ、ウィンナーを置いて、セルフで乗せられるようにしておくと、カレーもボリュームをつけて食べることができ、自分の好みの量にもできるので多く利用されます。

コロッケも小皿で提供するのと、トングでカレーの上に乗せる程度の違いですが、何しろ急いで食べたい工場や営業の方は一皿で済ませたいのか、トッピング形式は好まれます。

もう一つ売れるのは、サラダバーです。

セルフでお皿に盛り切り150円で提供してもらったところ、お皿に山盛りをとおり越して、トレーにもこぼれ放題になっていると聞きました。食堂さんも声掛けして制限するのは難しかったようで、採算の悪化を理由にセルフ盛りはやめて、普通の小鉢のサラダ提供に切り替えておりました。残念なことです。

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