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業者さんとの言語を揃える近道は資格の勉強

プロに業務をお願いするためのスキルがないと、委託する側の会社として求める品質や考え方を伝えることが難しくなります。

勉強を重ねながら、身につけていきたいところですが、どのように勉強すれば良いのでしょうか。

手っ取り早くは、プロの仕事を見るか、プロに聞くことです。しかし、プロの仕事を常に見ているわけにもいかず、聞けば教えてくれますが、教えるプロではありませんので、専門的過ぎる説明になることも多々あります。

そこで経験上になりますが、資格の勉強をするのが近道だと思っています。

書店で本を買ってみる、勉強のため学校に通う、通信教育に申し込んでみるなど、手段もいろいろありますが、その分野でなぜ資格制度が始まったのか、国際資格との関係など歴史的変遷もわかっくると、その資格の勉強するポイントの理解も早まると思います。

簿記、会計士、秘書検定、社会保険労務士、フィナンシャルプランナー、管理栄養士、メンタルヘルスマネジメント検定、(薬剤)登録販売者、労働安全コンサルタント、安全衛生管理者、防火防災管理、危険物取扱者、公害防止管理、宅建、エネルギー管理者(員)、電気工事士、電気主任技術者、設備管理系、IT系などなど。

興味のある2つか3つの資格にチャレンジしてみるだけでも良いと思います。

そして、資格に合格をしなくても資格のための勉強をすることでスキルは身につきます。

実際は、スキルが身につくというより、その分野で使われる言葉と感覚が(なんとなく)理解できるといったほうが良いかもしれません。

実務上も、簿記をとったから明日から会計帳簿をバリバリ作れるかというと、会社ごとのお作法や決まりがあるので、結局のところ即戦力とはならず、資格自体はその分野の「基礎」となる部分の理解ができている証(あかし)でしかないことがわかります。

とはいえ、「わたし簿記できます」と言うよりも、「簿記二級持ってます」と言った方が、受けとめる側の理解は早く、その人の持っているレベルもわかることになります。

資格オタクになる必要はないのですが、せっかく勉強するのですから、「合格」の二文字は見られると嬉しいですし、会社にも胸をはって報告することができます。

名刺の片隅に資格名が書いてあると、業者さんも会話のレベルを合わせてきてくれたりもします。

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