男の生活の愉しみ
建築家宮脇檀によるエッセイ集。
小難しい建築の話は一切無く、食べ物・料理・いす・ホテルなどの話を軽快に綴っている。
男でも料理が出来ることが必要で、道具の準備から作り方、気構えまでを書いたりしている。
宮脇氏の本はどれもそうだが、文体がとても読みやすくすらすらと読める。
また、ほとんどの本が建築の専門知識が無くても読むことができる。(まあ、専門的なエッセイ本はほとんど書いていないが)
専門書でもとても読みやすく書かれているので、文章は氏の人柄から来ているものと考えられる。
きちんと正座をして読む本ではないので、お酒を飲みながらとか、移動中などに気軽に読む本として捉えていただければと思います。
(元投稿:2009.12.16)
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