線路のない時刻表

鉄道関係の著書で有名な宮脇俊三の本。計画され工事が行われ、もう少しで開通するローカル線が、赤字削減の為に計画中止となり不通となってしまう区間を著者が国鉄などの協力を得て訪問し歩き、架空の時刻表を作って想像するという内容。
最近の鉄道オタクの様な押し付けがましい表現も無ければ、難解な専門用語も無い。普通に鉄道好きのおっちゃんによる旅行記として読むことができる。

個人的にはオタクでは無いが、鉄道は好きで、新幹線より各駅停車を好む傾向にあるので、この本はとても面白く読めた。
宮脇氏の著書は基本的に評判が良いので、これから読み進めて行くのが楽しみ。
(初投稿2010.7.13)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?