無意味な何切る討論

こんばんは、おむニキです。

先日、とあるプロの方から何切るを出されました。それがこちら↓

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平澤元気プロ著書『現代麻雀の秘技 相手に対応させる技術』の中の練習問題となります。

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それに対するやり取りが余りにも「何切る討論の悪い例」がたくさん出てきたので、今後皆さんが討論する際に気を付けていただければと思います。


1.本の回答が○なんだけど本当に合っているのか聞いてくる。

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何切るか?ではなく、本の何切るの回答が合っているのか合っていないかなんて聞かれても、答えに困ります。やめましょう。私の回答がこちら↓

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困ってしまったのでこういう理由で9m切りなんじゃないの?と伝えることしか出来ませんでした。


2.結局のところ自分の中で答えが決まっている。

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自分が切りたい牌が正解とされていなかったため、同意を求めるというのは、聞かれた側は不毛すぎて回答する気がなくなります。やめましょう。めんどくさい女の子にありがちですね。

僕の回答も苦笑いの絵文字つきで呆れてますね。一応理由はこうじゃないの?とお伝えしました。


3.自分の選択のメリットを過大評価し、人の選択のメリットを疑う。

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打牌選択にはそれぞれメリット、デメリットがあります。どうしても自分自身の選択のメリットは大きく見積りやすいのは仕方がありません。しかし、人に聞いている以上は相手の選択のメリットを疑うのではなく「どちらが上か」で考えましょう。

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それにしてもしつこいですね。僕の返信も雑になってきている感じがしますね。


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とうとう僕自身(あなたの好きにしたらいい)という気持ちが大きくなり、「どっちでもいい」とまで言ってしまってますね。それくらい否定だけは疲れるのです。何度も言いますが、『否定』ではなく『比較』をしましょう。


4.相手の選択のデメリットを大きく見積る。

3と同じような物で、相手の選択のデメリットを大きく見積りやすいです。気を付けましょう。

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僕もとうとう半ギレくらいになってますね。申し訳ございません。

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キレながらも相手の選択と自分の選択を『比較』してますね。僕、優しいですね。


5.明確な正解を求める。

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ここまで全力で比較、解説してもらって、こういう態度は本当に良くないです。やめましょう。態度を抜きにしても、麻雀において大事なのはその場面場面での「正解」ではなく、そこに至るまでの「思考」なので(まったく同じ手牌、場況なんて来ないので)「正解」を求めすぎないようにしましょう。

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75%くらいキレてますね。みっともなくてすみません。


6.「場況による」の一言で片付ける。

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その場その場の「正解」だけを知ろうとするのは思考放棄ですが、「場況による」で片付けようとするのもまた「思考放棄」です。特に、相手に聞いている以上は「こういった場況の時はこうした方がいい」など、具体的な場況を提示しましょう。今回に関しては(この画像だと場況も出てるじゃねぇか)って思ってしまいました。


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結局ご本人様はこの考えに到ったようです。どちらかというと(ぼきゅの選択を肯定してくれないから、ぽむらいしゅくんの選択との中間を提案して話切り上げたろ)といったところでしょうか。



まとめ

・自分から何切るを聞く際は「どういう考えで切るか」を教えてもらうのが目的であり「自分の答えが正解である」と認めてもらうための物ではないと理解しましょう。

・自分の選択のメリットと相手の選択のデメリットだけを見るのではなく、自分の選択のデメリット、相手の選択のメリットもきちんと見て評価しましょう。

・自分からめんどくさくなって話を投げないようにしましょう。

何切るツイートは回答をしてくれる方がたくさんいます。DMで送っても答えてくれる優しい方もいるでしょう。そんな方を少しでも不快な思いさせないように、最低限これくらいは意識したいですね。


最後に、このプロが誰なのか、99.9%の方がわかっているでしょうが、有料部分にその人のTwitterページを貼っておきます。答え合わせしてみてください。ついでに僕におかねください。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!

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