【ゲーム攻略&創作日記】八剱伝_感想_非実在女子大生の美少女ゲーム攻略&創作日記Vol.0023
ネタバレあり感想。
いやー、めっちゃ面白かったぁ~。
プレイ時間は約22時間。
久々に時間を忘れてゲームに没入しました。
お話としては南総里見八犬伝をモチーフにした歴史モノ。
前作、桜花裁きでも使用された墨絵がすっごくお話に合ってました。
演出カッコ良かった~。
地図の表示や、相関図、用語集からも拘りを感じて、作り手の愛がひしひしと伝わってきました。
二人×四組をザッピングで追いかけて物語が進行する作りも面白かった。
ロードオブザリングのように、各視点の登場人物それぞれが主人公で、それぞれにちゃんと主題があり、そしてそれらが絡み合って一つの大きなお話になっていくという構成で、冒険譚としてとても読み応えがありました。
最後に、各組の感想を書いて終わりにしようと思います。
次回作も是非作ってほしいなあ。
志乃/宗介
宿命を背負った者たちによって育てられた、因縁のある家の子供。
その子が大きくなり異世界へ誘われ、彷徨い帰ってくると、その手には謎の刀が握られており……、という、ギリシャ神話もかくやと思うほどの選ばれし者の物語。
話が進むごとに成長していく志乃が最高にかっこ良かった。
あと明羽杏子さんの演技もめちゃくちゃかっこいい。
アマカノ2の結灯の印象があったので、こういった一面を知ることができたのも嬉しかったなあ。
春以降の作品で出演予定を聞かないのが寂しい……。まだまだ活躍してほしい声優さんの一人。
幻八/古文吾
癒しのカップリング。
見た目もBGMも、良い感じに和ませてくれて、この二人のお話のときは肩の力が抜けていた気がします。
古文吾の内面がすさまじいほどにイケメンで、そりゃ幻八も惚れるわ……ってなりました。
幻八役の桃山いおんさんも最高でしたね。
桜花裁きの理夢もそうでしたけど、元気で明るくて真っすぐで、相手のことも慮れるキャラの演技が凄く合ってる気がしました。
どのペアもそうですけど、幻八/古文吾ペアには特に幸せになってほしい……。
華野/導雪
仇討ち代行が主軸となっており、冒険活劇としても心揺さぶられるお話でした。
アクロバティックな戦いをする導雪がかっこ良かった~。
それを表現する演出も秀逸でした。
志乃とはまた違ったかっこ良さを持つ華野に、威鳳ジンさんのお声もピッタリ。
陰のある感じの声色と演技が、お話により説得力を持たせている気がしました。
大鶴/真兵衛
一番ミステリアスなお話でした。
八剱伝自体がファンタジーではあるけれど、とりわけこのペアのお話はファンタジー要素が強かった印象。
飄々とした真兵衛と、何事も真面目に捉える大鶴という組み合わせが、初々しさもあって楽しかったですね。
後日談ではすっかり真兵衛を尻に敷くようになった大鶴が見られて大満足です。
夏和子さん、こういう演技もお上手ですよね。
「まったくもう、しょうがないんだから」という厳しくも優しい感じに、真兵衛とプレイヤーはやられているんだろうなって思ってます。
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