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採用担当者が「会ってみたい」と思う志望動機の書き方

7月1日のコラムで「履歴書・職務経歴書の書き方:短期間の職歴が複数ある時」を掲載しましたが、履歴書・職務経歴書の中には学歴や職歴の他に記載すべきデータが幾つかあります。それらの中でも重要なのが志望動機です。

応募する企業に対して、なぜ自分が他の会社ではなく御社に応募するのか?その理由が志望動機になる訳ですが、まずダメな例を先に挙げると「御社の経営理念に共感したので…」とか「御社のWEBサイトに掲載されている〇〇が素晴らしいと思い…」などは採用選考をする担当者としては「他の会社に応募する時にも、同じようなことを言っているのかな?」とマイナスに感じるテンプレートです。

では採用選考する担当者が「おっ!この志望動機からは本気度が高く感じる」とか「こういう考え方をする人財であれば、面接で本人の意思を確認したい」と思う、つまり書類選考は合格=1次面接で会ってみたいと採用担当者に思わせる志望動機は、どのような内容が良いのでしょうか?

理想パターンの一つは「ライフプラン(長期的な人生設計)に基づくキャリアプランが明確にあり、その応募者の人生の成功への道は、確かに我が社で◇◇の業務に就くことで達成できそうだ」と採用担当者に思わせることです。

しかし、ライフプランやキャリアプランから書き始めていると内容が長くなるので、スペースに余裕がある職務経歴書に記述するなら良いかも?ですが、履歴書にはもっとシンプルで、インパクトのある書き方をした方が良いかも?です。

要は、「面接で会って詳しく話しを聞いてみたい」と相手に思わせると良い訳で、シンプルに言うならば「この人を雇えば、現場が(我が社が)助かるかも?」と応募先にメリットがあることを伝えることが大事です。

具体的に言うと、「この求人は、△△の経験・スキルがある人を求めているのですよね。自分は、その経験・スキルを△△だけ持っているから入社したら活躍できると思う」と自己PRを兼ねて採用ニーズに自分が適していることを伝えることが、採用担当者の注意を引く志望動機になります。

…とは言え、求人票に記載されている業務内容や求める経験スキルの言葉を単純に引用しただけではダメです。同じ業務が他の会社でも出来るならば、我が社でなくても他の会社でも良いのですよね?と面接官に質問された時、「いえ、他の会社でなく御社で働きたいです!その理由は・・・」と切り返す理由も明確にしておくことが重要です。

このようなコラムで、一般論として志望動機の書き方を述べると肝心なところが抽象的になりますが、実際には応募したい会社の採用ニーズと自分の就職条件がどれだけマッチしているか?というポイントと同じなので、個々のケースごとに志望動機をより良くするための具体的な改善は可能です。

書類選考で合格する為だけでなく、面接に進んでも必ず問われる志望動機のブラッシュアップ。もっと工夫改善をしたいと思っている人は、志望動機の相談だけでもOKです、アンプティパ・大畑へご連絡下さい。

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