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スーパーサイヤ人じゃない人に向けた、『デジプロ研修について』


何が書かれているか

2019年4月にエン・ジャパン株式会社デジタルプロダクト開発本部(以下デジプロ)に配属された6名の社員が経験した3ヶ月間の研修について書いています。

研修は1つ上の社員がプロジェクトとして企画・設計・運用を担います。2019年度は2018年入社の私を含めた6名で準備をし、プロジェクトリーダーとして推進していたのが私(宇野)だった経緯もあり、筆を走らせている次第です。

誰が対象か

主にデジプロの内定者の皆様デジプロの選考を受けているもしくは受けようか迷っている皆様を対象としています。

中でも、「ウェブとかプログラミングの知識がないと大変そう...」と少しでも不安のあるまだスーパーサイヤ人ではない方々に少しでも安心してもらえたらと思います。

もちろんスーパーサイヤ人もウェルカム。スーパーサイヤ人ゴッドを目指しましょう。

なぜ書くか

最近は就活中の方とお話しする機会が増えまして、そこで良く聞かれるのが

『入社後に研修はありますか?』

『教育制度とかありますか?』

『入社後1ヶ月は何をやるんですか?』

といった「入社後のスグに私達はどうなるのでしょうか」系質問です。

私も学生時代は働くイメージ、とりわけ入社すぐに自分が何をやるのかは知りたかったものですし、不安でもあり、ワクワクでドキドキだったものです。


私は誰か

あ、改めまして、宇野達朗(うのたつろう)と申します。

2018年にエン・ジャパンに入社し、デジプロ配属となりました。初めはエン転職を担当するチームの一員になり、1年ほどでHR OnBoardHirehubという2つのプロダクトの見習いPdMをやっています。

昨年はiphoneデビューを果たした母親が実顔を公開したLINEスタンプを発売開始し、最近では芸能活動に手を出し始めました。

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※注意点※

これより下には、2019年度入社の社員に向けて行った研修内容について書かれています。

入社される方々の特徴やスキルセットなどを加味して考えているので、毎年内容は変わります。

ので、参考にする程度にしていただけると良さそうです。


研修の概要

2019年度の研修コンセプトは私の独断と偏見により、以下となりました。

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研修自体の目的は以下2点

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コンテンツは以下の5つで構成されています。研修と並行して自分が担当になったプロダクトの業務を行っていく3ヶ月間となります。

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コンテンツの詳細

それぞれの詳細について、書いていきます。

①デジプロの組織やプロダクトを知る(4月前半)

このコンテンツは座学形式で各組織・プロダクトの担当者から30分ほど「こんなユーザーがいるサービスで、ビジネスモデルはこれこれだよー」「プロモーション部ではこんなことやってるよー」

といった話を聞いて「デジプロってこんなことやってるんだなー」を知ってもらいます。

入社して1週間くらいで終わるコンテンツです。


②担当サイトを理解する(4月前半〜6月末)

デジプロではまず、性格的な特性やスキルセットを考慮し、担当する最初のプロダクトが決まります。このコンテンツでは縁あって自分の担当になったプロダクトを深く理解していきます。4月前半から6月末までと、割と長いスパンのコンテンツです。

内容としては、3から4回に分けて同期や先輩社員に発表を行ってFBをもらいながら理解を深めていきます。最終的には改善提案までしていたような..?

理解を深めるためにペルソナだったり、カスタマージャーニーマップだったり、サイトマップだったり、ユースケース図だったりを作成する課題が途中途中で挟まれています。

その他、過去のユーザーインタビューの資料を読んだり、データベースを覗いたりしながらユーザー理解を深めて、サイトの機能やデザインが何故そうなっているのかを自分の中で咀嚼していきましょう。


③デジプロの社員を知る(4月前半〜5月前半)

いろんな人とランチを食べます。最初の1,2名は◯◯さんは△△さんとランチを食べてください!と指定もありますが、慣れてきたら自分から誘ってみましょう。

他愛もない話から真面目な話までなんでもOKです。異動してきた人、転職してきた人、新卒からずっとデジプロの人...多種多様なキャリアを知っていきましょう。


④スキルUP(4月前半〜6月末)

メディアレポート

これは毎日、日経新聞 and 好きなメディア(TechCrunchなど)から1記事ずつ抜粋し、要約&自社に活かせることをまとめるコンテンツです。

要約の仕方に関してはキャリアハックの編集部のみなさんからFBをもらったりします(文章の書き方的視点で)

情報インプットの習慣化...はもちろんのこと、「これって今の自分の仕事だったり、会社にとってこう活かせるのでは?」という視点を強めていきましょう。

本を読んでまとめる

20冊(課題図書[必須]+おすすめ図書[任意])程の「これは読んでおいたほうが良いゾ!」という本をリスト化しています。それを最低でも1週間に1冊は読んで読書レポートを提出します。

デジプロで仕事をしていると、リストアップされている本の内容を前提にした会話が繰り広げられることがあります。また、HRサービスにおいて大事になる考え方を知っている状態になっていただければと思います。

デジプロで働く上で重要な共通言語として骨肉にしましょう。


progateで基礎高め

Webサービス運用周りの最低限のテクニカルスキルを有している状態を目指します。まずはprogateで最低限html,css,js,jQuery,sqlを終わらせましょう。

その後はpythonなりphpなり好きなものを好きなだけ進めてくださいませ(法人プランですのでprogateは使い放題)


自己紹介サイトの作成

progateでのインプットをしつつ、アウトプットとして自己紹介サイトを作ります。基本的にはhtml,css,jsを使ってのフロントだけの構築ですが、余裕がある人はちゃんとDB使ったりしてもOKデス。

ただ構築すれば良いのではなく、如何にして離脱させずに見続けてもらうかのコンテンツ力も大事です。

周りの社員は大体自己紹介サイト作成を経験しているため、わからないことがあったら周りに質問しましょう。プログラムを書いたことなくても大丈夫!入社から3ヶ月経つ頃にはモウコワクナイ!

ちなみにゴリゴリの未経験だった私は以下のようなページを作っていました。

阿部寛のホームページ風にしてみたり。

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Google風の自分を紹介したり。

図3

古き良きインターネッツのようなページを作ったり。

図2

画像を基調にしたページにしたり。

図4


シークレットコンテンツ

これは入社してからのお楽しみ。


メンターについて

1人1人に、業務上一番関係が無い人がメンターとして付きます。といっても週に1度30分くらい他愛も無い話をするだけです。

これが意外と楽しいものです。あんなことやこんなことを聞いちゃいましょう。


さいごに

入社3ヶ月間は上記の研修に加え、担当プロダクトのお仕事も並行して行なっていきます。タスク管理が苦手な方は自分にとって最適なツールを入社前に検討し、慣れておくことをオススメします。

再掲とはなりますが、これは2019年の研修内容です。年によって変わる部分も多分にありますので、あくまで参考程度にしてくださいませ。

また、デジプロ社員のツイッターやnoteをチェックしておくと良いかと思います。


あとはスキルチャートの記事とか

ensokuの記事とか

ぜひ読んでくださいませ。


デジタルプロダクト開発本部/プロダクト企画開発部では、一緒に成長できる仲間を募集しています。



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