【アニメ日記】アニメスタジオ戦国時代

「マッドハウス」とか「MAPPA」とか「動画工房」とか「シャフト」とか「CloverWorks」とか。

アニメ制作スタジオは何処も今、大忙しだろう。
そしてチャンスでもある。

今の状況は、日本史の中の戦国時代を思わせる。
日本中に散らばる小国と武将が、互いに食い合ったり、連合したり別れたり。個人のレベルでも、手柄を立てて名を上げろ!侍になるんだ!、とか一国一城の主に成り上がるんだ!と夢を持ったり。
いや、もっとクールにクレバーに、ストイックに武芸を磨き鍛錬を積んでいた者でも、「今、動かなくていつ動くのだ!」「自国が立たなければ隣国に喰われる!」と判断せざるを得なかった時代。

日本のアニメスタジオで、これまで海外に最も認知されてきた所は、恐らく「ジブリ」だろう。他には「京都アニメーション」とか「ガイナックス」もあるか。
しかし近年はそうした有名所以外で、優れた作品を作り続け、実力で名前を世界に響かせる日本のアニメスタジオが、存在感を増している。

もし同じ様な規模で、同業のスタジオがあったら、焦ってるかもね。今、いい仕事をとって実績を残さないと、ライバル社に大きく差を付けられてしまう、と。
10年後、20年後にウチのスタジオが残っているか、浮かんでいるか、沈んでいるか。今の動き方で大きく変わってしまう。
ここにいるぞ!ウチだってスゴいんだぞ!と声を上げなければ、埋もれて忘れられてしまう。

そんな気がするよね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?