ストレスは作れる

今週、友人と連絡をしていて思ったことを書いていこうと思います。

ストレスについてです。

私もそうであるように、皆さんも何かに挑戦する時は
「90点を取ろう」「合格しよう」「上位10％に入ろう」
というような目標を立てると思います。

日常生活の中でもマイルストーン(あまり好きではないですが)を置いて、
ある目的までをまずは目標としてステップバイステップで進めていくかと思います。

人生においても、大学を卒業したら就職して30歳手前で結婚して、
家を買ったり車を買ったり、年収はいくらいくらで、子供は何人で、、
と考えます。

日本の教育システム上、なかなか飛び級で12歳で大学に入学することは難しいので、4年生大学を卒業して22歳くらいでみな一斉に就職します。
多かれ少なかれ収入に差はあれど、お給料を貰っていく人が大多数。

ここの波に乗れない人(私を含めて)は、このマイナス分を取り返そうと意気込みます。
「就職した人が年収400万で昇給もするはずだから、自分はこの遅れを取り戻すために600万のところにいかなければ、、」
「自分は年収1000万欲しいのにここで躓いたから1100万にしないと、、」

ぶっちゃけた話、すんなり就職した人と同じ土俵で戦ってはダメです。
年収レンジが高いところに年齢が上がってから未経験で就職することはスキルなしには難しいですし、スキル取得は取得できなかった場合には残るものがありません。

私は、これが分からず病気で大学を中退し躓いた時に資格を取ろうと勉強を始めました。
その資格を取った後のビジョンもなかったですし、苦しい勉強はすれど資格は取れず周りのみんなが仕事や収入の話が出ると正直かなり焦っていました。
焦りと同時に資格さえ取れれば巻かせると、取れてもいない資格を心の拠り所にしていました。

これは大きな間違えです。こうして、私のストレスは自宅と予備校の毎日で勉強がまともに手が付かないほど大きくなってしまいました。
時間が経つにつれこのハードルは高くなっていくのです。
むしろ、彼らが経験していないところで戦った方が勝機があります。

これは、仕事だけでなく恋愛でも言えると思います。
「友達が結婚してしまって独身は自分だけになってしまった、、」
「25までに結婚したいのに、24で好きな人がいない。1年で見つけないと、、」
相手が必要なことに期間を設けたり道筋が未確定でゴールが明確でない事柄を誰かと比較しても無理があります。また、目標が成功とは限りません。
むしろ結婚してからではやりにくくなることを楽しむ期間とした方がいいと思います。

ストレスとは何なのか？
ストレスとは居心地の悪さです。

多くの場合、居心地の悪さを作っているのは自分や自分の周りの環境なのです。

嫌われる勇気で世間にも知られたアドラーは、「全ての悩みは人間関係の悩み」と言っています。
確かに、誰かを比較し始めると数え切れないほど悩みが出てきてしまいます。

私は、社会通念や基準と比べることから全ての悩みが生まれると考えています。
全ての悩みは社会関係との悩みなのではないでしょうか？

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