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『cat fire』を観た。

先日のFLYING缶BEER生放送でU-NEXTにて観れることを知ったので、ラッパー・狐火さん主演の短編映画『cat fire』を観ました。

MOOSIC LABという毎年開催されている音楽 × 映画のイベントで公開された本作品は、狐火さんの活動ドキュメンタリーというコンセプトの下に制作されたフィクション作品です。

本作はフィクションでありながら「狐火感」80%くらいの割と濃いめの狐火ワールドが展開されていて、映画を観るというよりはライブを観ているような感覚の作品でした。

渋谷のR-Loungeでのライブ風景(ナイフレかな?)があったり、挿入歌でシバノソウちゃんの「スクールフィクション」があったりと音楽的にも見どころは盛りだくさん。
彼女の両親の前で咄嗟にラップをし始めちゃうがむしゃらさが狐火さんらしいなと思いました。

MOOSIC LABといえば2019年の「GEEK BEEF BEAT」も狐火さん主演ですが、そちらが「カッコいい狐火」だとしたら、本作は「情け無い狐火」な気がして、でもそれは決して悪い意味ではなく、むしろそれが両立されてる狐火さんだからこそリアルな姿が伝わってくると思うので、本作はその要素を上手く描いてる作品だなと思います。

その上で本作は作中の狐火さんのリアリティが高い分、本来自分たちが知っている「カッコいい狐火」を見たいという歯痒さが刺激され、衝動的に「ライブにいきたい!」と駆り立てられる作品だと思います。

U-NEXTに入っていれば見放題プランの一貫で観れる上に、30分弱で終わる短い作品なので、気になる方やU-NEXTに加入している方は空いた時間にぜひ観てみてはいかがでしょうか。

#映画
#MOOSICLAB
#狐火
#UNEXT

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