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ベストアルバム「猫物語」〜言問姐さんをフィルタに描く世界

ベストアルバム「猫物語」〜言問姐さんをフィルタに描く世界


向嶋 言問姐さん
http://kotochan.jp/


「向嶋言問姐さんベストアルバム 猫物語」
2019.11.23リリース

石田洋介
神崎隆広
さくまひでき
田光マコト
清水孝宏
越中愛

舞バンド
飯島將多 Ba.
奥井学 Dr.
奥井由依子 Pf.
平野淳 Perc.
渡辺翔太 Sax.

ねこものがたり
おもてなしの時間
初恋はお座敷から
幸せ運ぶまねきねこ
今宵は月が綺麗です
姐さんのブルース
ことといの恋
猫とカレンダー
Kototoine-SanMukohjima
Fantasy
言問橋
君に会いに
晴れるといいね


サマーデイズ



向嶋言問姐さん。
東京都墨田区の花街「向嶋」の芸妓猫さん。
2011年に誕生して、今年で9周年を迎えます。

芸妓さんなので、日舞もばっちり(日々、お稽古中!)。
それだけに音楽との距離も近くて、比較的初期から様々なテーマソングを作ってらしたのですが(「言ちゃん音頭」「みんなの言ちゃん」など)、2015年の石田洋介さん作詞作曲「晴れるといいね」をきっかけに、以降毎年、ご当地キャラクター界で活躍中のアーティスト達にテーマソングの書き下ろしを依頼。
この4年間でストックはあっという間に20曲近くに!
姐さんのテーマソングに限らず、姐さんチームが積極的に取り組んでいる各種グルメのテーマソングや、姐さんを通した向嶋という町の光景を描いた曲まで実にバラエティ豊かなラインナップです。

石田洋介さんに続き、2015年には神崎隆広さん、2016年はさくまひできさん、2017年からは清水孝宏さん、越中愛さん、田光マコトさんとこれまでにテーマソングを作ったアーティストは6名にのぼります。


姐さんチームが面白いのは、すでに書いてもらっているアーティストさんにもさらに毎年、新曲を頼んでしまうというボリューミーなところ。
そりゃ年々、倍々ゲームみたいに増えていきますよねぇ(笑)
石田さんに至っては現時点で7曲。これだけでアルバム作れちゃいますね。

それだけ作っておきながら、毎年お正月の歌合戦と姐さんのAnniversaryイベントくらいでしか各曲の発表の場がなくてすごいもったいないなあ…ってずっと思っていて。
ことあるごとに「アルバムを!」と事務局の方々にお願いしてきたのですが、昨年11月にようやくコンピレーションアルバムとしてリリースされました。

やったー!


そのアルバム「猫物語」。
収録曲は2015年~2019年にかけて各アーティストがそれぞれに制作したもので、おそらく「幸せ運ぶまねきねこ」「晴れるといいね」「初恋はお座敷から」「猫とカレンダー」の4曲はそれぞれのシングル、アルバムなどからの音源だと思われます。

(石田さんはほとんど新録だとツイートされていたので、すでに音源になっていた「晴れるといいね」以外をこれまで言問姐さんのイベントなどで使用されていたデモ音源とは別に全部再録されたようです。神ちゃんは聴いているかぎり「Fantasy」は新録ですね)

そういう関係もあって、アルバム全体をディレクションした方はおられないようで、音の面での一貫性、ストーリー性はありません。コンピレーション。
その分、各曲ごとにアーティストのカラーの差がそのまんま出てるところが面白いです。
全員がそれぞれフルスイングで、自分しか作らない、自分だけが作れる音で「言問姐さん」というモチーフを使って世界を描いてる、そのこと自体がすっごい面白いと思うんですよ。

どの曲においても「言問姐さんとはこんなキャラだ」と歌う曲はむしろ少ないです。
モチーフとして、白い猫、芸妓猫は登場するんだけど、単純に姐さんかわいい、とか、姐さんはこんな猫だよ、とかは皆さん、歌ってない。
向嶋の面白さであったり、街の景色であったり、猫という存在の可愛らしさであったり、人の心の機微であったり…姐さんそのもの以外の物語、世界を描いてる。

そんな曲群の中から、白い猫の姿がふんわりと、さりげなく心に残る。世界や物語を描くフィルタとしての言問姐さんなのです。

だから、言問姐さんのコンピレーションアルバムでありつつ、それを取り払っても十二分に音や世界の豊かなアルバムになっています。キャラクター云々の先入観なく、音楽を楽しむために聴いてもらっても充分に魅力的だと思います。


1.ねこものがたり(田光マコト 2019)
新曲! タイトルソングは田光はなちゃん作詞、田光マコトさん作曲・歌。
1/12のご当地キャラクター歌合戦で生では初披露になるようです。
和の音が印象的な、田光さんらしい明るい曲です。「浪花節だよ人生は」とか「アンコ椿は恋の花」とかあんな感じの昭和演歌の香りが芬々。
コーラスはきっとカヨさんかなー? 田光さんのナレーションが愛らしい。
多分、猫の説話を集めた姐さんの絵本「ねこものがたり」をモチーフにしてるんだと思うんですが、その辺も歌合戦で話が出るかな?
これから楽しいこと始まるよー!という、宣言のような、アルバムのトップにぴったりの曲です。


2.おもてなしの時間(石田洋介 2016)
2016年のWallopでの姐さんのAnniversaryイベント(あんな小さいとこでぎゅうぎゅうでやってましたねえ…)でお披露目されたんですが、その時からほんとに評判の高かった曲。やっと音源になりました。
今でこそキャラクターソングっていろんなサウンドが出てきてますけど、当時キャラクターソングでこういうダークなトーンの曲って少なかった。今でも多くはないかな。
特徴的なのは言問姐さんそのものではなく、向嶋という街を描いている点。姐さんはシルエットくらいの存在感。でも、姐さんはこの曲が一番好きなんですって。確かに他にない曲だと思います。

「いつから街はこんなに香りをなくしたのでしょう」
「日々は重ねていく」

変わりゆく古き良き街並、古き良き風習を惜しむ、愛おしむ、淋しさの漂う歌詞。そこに透ける向嶋の矜持。

何回かデモ音源なのかな、イベントの客入れBGMなどで聴いてたものより遥かにアーバンにアレンジされてました。硬い高音が印象的な鍵盤、石田さんらしい、高音の気持ちいいコーラスが印象的。曲の間中、細かく刻まれるエレキギターもちょー気持ちいい。人の「気持ちいい」とこにスパッと来るサウンドに仕上がってます。

この曲が代表ですが、姐さんのために書かれた曲って夕景や夜のイメージが強いですね。花街だからかな。


3.初恋はお座敷から(神崎隆広 2016)
「おもてなしの時間」と同時期に発表されたもの。「おもてなしの時間」はシングルにならなかったけど、これはシングルになって恒岡謙二さんの似顔絵がカバーでしたね(もうそろそろ持ってる人のほうがレアかもしれない)。
これも斬新でした。
当時、転調の神崎と言われるほど(いや、言われてない)、曲の途中で何度も転調を繰り返す曲を作ってた神ちゃんですが、これなんかかなり強烈な方かもしれない。全体にビート強めなのに、途中でまさかのお座敷遊びが入ってるっていう。
そして、最後の最後に大転調!

言問姐さんから浮かぶワードをばあっと広げてさあさあ寄ってらっしゃい、見てらっしゃい!と口上してるような歌。屋台を覗くワクワク感のように、聴いているとワクワクします。
でも未だに、「初恋はお座敷から」のタイトルはよくわかんないでいるんですけどね(笑)


4.幸せ運ぶまねきねこ(さくまひでき 2017)
作詞はくらめぐみさん…実はアポロ印刷の飯島社長の筆名です。作曲、歌はさくまひできさん。
こちらは2017年の羽生さみっとで発表だったんでしたっけ…猫キャラさんみんなで一緒に踊ったステージ(しかも、ステージにいたのはさくまさんじゃなくて吹上モンブランひできさんだった…)が印象的です。
この曲も昭和歌謡の香りふんぷんですね(さくまさんはノリノリのロックって言うんだけど…いやあ、それはどうかなあ・笑)。
社長が書きながら、姐さんだけじゃなくて猫キャラさんみんなのための歌詞なんですよね。ネコ市ネコ座なんかにぴったり。

サビのキャッチーさがすごい。一度聴いたら絶対に忘れない。そして何より、さくまさんの艶のある声が素敵です。途中途中の猫の鳴き声も、多分、さくまさんなのかなぁ…いろんな声が入ってます。

にゃー!


5.今宵は月が綺麗です(清水孝宏 2018)
バラード。さすがは泣かせの清水孝宏。
与一くん以外のキャラソンを書いていない清水Takaさんなので、実はとてもレアなんですよね。
で、歌詞をよく見るとまったく姐さんという言葉も向嶋という言葉も出てこないって言う…すっごい振り切れた曲でもあります(笑)

姐さんを恋い慕うようにも、姐さんが誰かを恋い慕うようにもどっちとも聴く人の気持ち次第。
MIYAKOさんとTakaさんのアレンジなので、ピアノも多分、MIYAKOさんかな、とても美しい音に耳を惹かれます。


6.姐さんのブルース(石田洋介 2018)
ジャニス・ジョプリンの「コズミックブルース」のイメージだそうで(出だし、まんまですやんか!)。

晴れるといいね、おもてなしの時間、Kototoine-san-Mukohjima、姐さんのチョコドリと来て5曲目。「Kototoine-san-Mukohjima」ですでに石田さん、「書くことがないっ」(笑)と話してたんですが、完全に視点を「すみだ」「向嶋」に転じてしまってます。
そして、結句、それが成功してる。
「おもてなしの時間」に通じる、すみだ、向嶋の情緒、光景を護りたい、失わないように、という願い。曲のスケールと描かれた隅田川の大きさがマッチしています。

ボサノヴァ、アーバンポップ、ディスコサウンドと来て大ブルース。「おもてなしの時間」とがらっと変わって音の構成はとてもシンプルです。声をぐっと前に押し出すアレンジ。
清水さんの「今宵も月が綺麗です」と並んでるのはディレクションの面白さで、スロウな曲が並んでるのにカラーが全く違うのがほんと面白い。

サキソフォンみたいなんですよ、出だしの石田さんの声。
揺れが凄くて、早春の川風の冷たさを想起します。
桜橋、梅若塚、枕橋、花川戸。
墨田の人なら濃厚にその景色が浮かぶはず。梅若塚のあたりなんて晴天の昼間でもどこか淋しい場所で。隅田川の夕景の淋しさ。ユリカモメが川風に乗って飛び屋形船が静かに往来する。そんなものがさあっと心によぎる曲です。


7.ことといの恋(越中愛 2019)
越中さんの第一作。
越中さんらしい、明るく軽やか、ジャジーなラブソングです。
ライブで聴いてもいい曲だなーって思ってましたけど、アルバム用のアレンジがまたよいのです。
サキソフォン、ピアノ、ベース、ギター、各楽器の音が明瞭に豊かに響く、ナイスバランス。越中さんの中世的な声が軽やかに揺れていて、自然に一緒に体が揺れちゃう、そんな曲。
越中さんの声とサキソフォンが特に軽快。
♪水面に映る君の姿は のところでくっと上がる、メロディの中にそんなちょっとした変化がたくさんあって、実に自由なんだなあ。
これも、言問姐さんの「白い手」や「言問橋」「スカイツリー」とキーワードは入ってますが、姐さんそのものを越えて普遍的に通じるラブソングです。


8.猫とカレンダー(神崎隆広 2017)
これは名曲、名アレンジ!
アレンジの溝呂木さんのシティポップ感覚が炸裂しております。歌詞を以前ものすごく褒めたことあるんですが、実は姐さんの日めくりカレンダー(今でもTwitterで毎日、投稿されてますが)の一言をピックアップして繋いだ歌詞だったというのをあとで知りました…(笑)

でもどれをピックアップし、どんな物語にするかは神ちゃんのセンスであって、おそらくはキャラクターファンのメイン層であろう「大人の女性」(つまり、姐さん…猫だけど…そのものでもあるのですが)の日常とそこにある少しの気だるさ、心のありさまを描いていると思うんですよね。
神ちゃんのアルバム「WONDERLINE」に収録されている音源と同じかな、と思いますが、こうしてコンピレーションの中に収まると、強烈なさくまひでき、石田洋介、田光マコトという濃厚な個性の中で爽やかさが際立ちます。
「ことといの恋」に続いて、ほっと一息の曲。
おしまい近くのギターがとっても素晴らしいので耳を傾けてほしいです。


9.Kototoine-san-Mukohjima(石田洋介 2017)
はい、また濃厚世界に戻ります(笑)
石田さんって、爽やかな方だと思うんだけど、こうしてコンピレーションで聴くと声の存在感が濃厚すぎますね。
3曲目の姐さんソングで、当時「もう名前しか連呼してない」とご自分でも笑ってた。そして、ほんとそのまんまなんだけど、どっこい、それが耳に残る結構なキラーチューンです。

石田洋介が4、5人くらいいそうなセルフコーラスが面白い。ループするベースライン、懐かしい丸めの音色のシンセサイザー、たまらんです。80年代…いや、70年代かな?なオールドなディスコサウンド。

和の要素皆無、電子音バリバリ!なのに姐さんに似合う印象なのは懐かしめのアレンジのせいでしょうか。石田さんの声はソウルフル!

三番の♪向こうの島は憧れの島♪からの、メインの石田さんと高音の石田さんの声が重なるとこがめっちゃいいんすよ。気持ちいい。基本的に1つのフレーズをどれだけたくさんのバリエーションでつないで一曲で聴かせていくか、っていうそれだけのサウンドなんですけど、面白いです。ラストのスパッと終わる形もよき。
ちなみに、全部自分でやったって言ってたけど、間奏のエレキギターも石田さん、弾いてるのかしら…?


10.Fantasy(神崎隆広 2018)
クリスマスソングを真夏に書いて、翌年春に歌うというちょっと地獄みたいな目に遭ってた神ちゃん(笑)
当初、姐さんのアニバーサリーイベントで発表したときは挿入された「こんぴらふねふね」の和が立って賑やかな印象だったんですが、溝呂木さんの魔法アレンジで今度はクリスマスが立ちました。
全体に音がポワン、と余韻深めでキラキラ光ってる。そのへんがクリスマス感なのかな。溝呂木さんのメリークリスマス♪のフレーズもキラキラ!
ギターは中村俊介さん。ほんと素敵なギターを弾く方です。
ファンタジーのタイトル通り、姐さんがサンタクロースになってみんな(パパとママかな?)を助けてあげるよ、ってそんな可愛らしい歌詞にピッタリのアレンジ。
普段の神ちゃんの声より甘く録るんですよね、溝呂木さん。♪まるでFantasyの「ファ」の響きがすごくスイートです。


11.言問橋(さくまひでき 2018)
ずるいなぁ、ど演歌だよー!(笑)
ここで全部もってくんですよねえ!
色っぽい姐さんを描いてます。日本酒飲みたくなるわー!
さくまひできにしかできない、シャクリとこぶしと、艶と色気。そういうどストレートな曲です。


12.君に会いに(清水孝宏 2019)
新作!これがとってもよい!! 出だしのピアノとベース、ウィンドチャイムが疾走感ありまくりで、最初からワクワクさせられます。
これ、今回のCDが初披露ですよね…? あれ?ってくらい、頭からおしまいまでどこか耳馴染みのある、完全なTakaワールド!
ピアノ、アコギのスカッと爽快な音とTakaさんの明るい声、明るい歌詞で爽やかなラブソングとしても響きます。サビのクラップがすごくいい!
この歌は姐さんのテーマ曲の割に昼のイメージだ! 「姐さんに逢いたい僕」のウキウキした恋の歌だからかなー。


13.晴れるといいね(石田洋介 2015)
今の流れはここから始まったんですよね…。5年くらいになりますが、今聴いても心地よく、古びない音です。ボサ・ノヴァ!
最初の曲なのでかなり具体的な姐さんの特徴が歌われていて、まさに姐さんのテーマソングです。
太めのアコギの音が印象的。

14.絆(Allstars 2019)
作詞・くらめぐみ、作曲・石田洋介。
アルバムの中ではそれぞれの音をバシバシ聴かせてくれる6人がタッグ組んだ「絆」がいい曲じゃないわけなく。アルバムのラストを飾るに相応しい、スケールの大きな曲です。
どストレートな歌詞に社長の人柄がフルに溢れてる、そこに石田さんが翳りのあるメロディを載せてきて、捻りが生まれてる。さらにそれを全員で歌い継いでいくアレンジで、壮大なゴスペルソングに。

めちゃくちゃこれがいい仕上がりなんですよー!
何度もリピートしたいくらい好き!

頭のさくまさんの粘りのある声から、Takaさんのカラッとした声に繋がるとこでもうニヤッと、しちゃう。
一番でうぉーって滾ってるところに二番、神ちゃんがめちゃめちゃスイートにそっと歌い出すこの絶妙なバランス。
そして、しなやかな越中さんが分厚く歌う中、誰よりタフに石田さんが丸々と太いサビの柱を建ててくる快感!

アレンジ、石田さんなのかな。名采配!

ラストサビ前に超主張する、田光さんの泣きのギターも素敵。コーラス部分に田光さんのエレキがトリルで後ろ、駆け抜けてくとこもいい。これ、田光さんもコーラスに加わってるようなもんですね。

そして、ラストの輝く光が見えるようなゴスペルなコーラスに嘆息。ミキシングがとってもよくて、ぜひ最後の最後まで耳をそばだててください。
さくまさんの絶品のハミングがかすかに残って、余韻を残して終わります(で、頭に戻ると。永遠のリピート)。

このコラボが生まれたことが、このアルバム最大の成果だと思います。絶品。


◎ボーナストラック

15.サマーデイズ(石田洋介 2019)
2020東京オリ・パラ応援ソング!
この曲についてはすでにこのブログで滾りまくってるので、こちらを参照ください。

https://ameblo.jp/uno0530/entry-12470873997.html


勝者よりもむしろ敗者、スターよりもむしろすぐそばで闘う人へのエールが強い「みんなのための」歌でもあると思います。
夏までニッポン!コールをみんなでたくさん送りましょー!



以上、全15曲。
コンピレーションアルバムって売れにくいんですって。そりゃそうかな、自分の贔屓のアーティストの曲ばかりじゃないですしね。
でも、とても面白いアルバムです。
ひとつのキャラクターをモチーフにしてこれほどのバリエーションが生まれる、言問姐さんというキャラクターの豊かな懐を感じつつ、新しいアーティストの音に出逢ってみるのも楽しいと思います。

1/12はご当地キャラクター新春歌合戦。当日券も出るそうです。

さらに、2/9には「猫物語」コンサートが開催されます。なんと、アルバム全曲やる!という企画。会場は曳舟ユートリヤ(残念ながらさくまひできさんはお休み)。
1/5から言問姐さんサイトにて予約開始されてますので、ぜひぜひこれだけのバリエーション豊かな「歌」の世界を味わいに皆様も!

いただいたサポートは私の血肉になっていずれ言葉になって還っていくと思います(いや特に「活動費」とかないから)。でも、そのサポート分をあなたの血肉にしてもらった方がきっといいと思うのでどうぞお気遣いなく。