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初詣。

あけましておめでとうございます。



昨年頭に今年はnote.もたくさん書くんだ!なんてことを書いていたのですが、まさかそれからひと月足らずでCOVID19禍の真っ只中に突入するとは思ってもおらず。

それなりにしっかり一日いちにちを送ってきたつもりですが、振り返ってみるとやはり、腹の底に常に奴等のことがあり、場当たり的に選択の連続を繰り返した一年、あまりみっしりとした中身は得られなかったような感覚が残っています。

そんなこんなで、じっくりと考えることもままならない一年だったなーと思います。緊急事態宣言中はやることないからがんばっていろいろ書いてましたね。日常が帰ってきてからはそうもいきませんでした。

まあ、そんな2020年も悪いことばかりじゃなくて、いいこともそれなりにあったし、発見もたくさんあったし、春先に思っていたよりはずっとたくさん、ヲタ活もできたんですけどね(がんばって現場作ってくれた推しのおかげ)。

大人になるとあまり学校生活のような季節ごとの節目ってなくて、ダラダラしがちですが、ヲタ活してると年間の大体の動きが生まれて節目に近いことができるんですよね。毎年夏はここでフェスだーとか、秋にはここでイベントだーとか。
そういう大きな流れを喪ってしまったのが、足元の覚束なさ、不安定さ、場当たり感の理由のひとつなんだろうなーと思います。

年越しもこの5年はずっと推しのカウントダウンライブで迎えて、夜明けまで寒い眠い帰りたいとグチグチしながら酒を飲んで、凍えそうな始発電車で帰って寝る…という恒例でしたがさすがに今年は予定がなくて、家でなんとなく過ごしてるうちに年を越してました。
穏やかでなかなかいいとも思いつつ、やっぱり淋しかったです。

年明けから緊急事態宣言再発出の動きがチラホラしてちっとも明るくない始まりですが、年末からの状況ではやむなし…でももう少し動きは早くてもよかったんじゃないの?と思いもしますね。

初詣も混雑を避けて…との政府発信があったので、我が家も日をずらして行ってきました。

我が家は昔から大宮の武蔵一宮氷川神社に参詣していて、ここは大宮でも最大規模の神社なのでほんと毎年混むのですが、今年はガラガラというほどでも、密というほどでもなく、静かに参拝して静かに戻ってきました。

屋台が禁止されたので、普段、屋台やらなんやらで見えないところが見えて、いちいち、あそここんなんだったっけ!と驚く私と両親でした。
だるま屋も出店なしなので、毎年買うのを楽しみにしていた父はしょんぼり。去年のだるまも納めることができず、持ち帰りでした。まあ、しゃあないしゃあない。

私は神様にお願いごとは基本的にはしません。
神様は割と手厳しいので…例年、なんとか今年もがんばって生きるのでお見守りください、とお伝えしている。
今年もそうして戻りがけ、母が「今年はみんな、コロナウイルスをやっつけてくださいってお願いしてるんだろうねえ」と一言。ということはきっと母もそうお願いしたのでしょうね、少しくハッとしつつ、いやでもね、神に祈って納まるならもうとっくにおさまってると思うよ…と、シニカルにそんなことを思いました。

それでも初詣に行くのは、自分自身のためです。節目をつけるため。気持ちを切り替えるため。
行かなくてもいいじゃない、って意見も見かけたのですが、人ってそんなに強くないので折に触れてリセットしたり、リフレッシュしたりは必要なんですよ。

でも、ウイルスだけは神頼みじゃどーにもならんので、引き続き、手洗いうがい消毒、できるだけ会食しない、会話を避ける、マスク着ける、あまり出歩かない、を続ける、それのみです。
もらわない、広げない!

神楽殿。
ご祈祷待ちの方々もソーシャルディスタンス保ちつつ…でした。

以前、水を抜かれた池。まだ透明度は保たれてました。

おみくじ引くにも消毒液プシュ。
みくじは「平(たいら)」。氷川神社のみくじはかなり変わってるんですが、平は穏やかで物事がうまく進んでる状態なので、今年はこのままであってほしい。
書かれていた卦もとてもよかったです。そのとおりになりますように!

もう紅梅が七分咲き。少し早い。暖冬なんですねえ。

書き置きですが、年始特別朱印。
派手派手!こんな明るい年になればいいなあ。

明日から出勤です。
明日の総務からの発信次第では、テレワークにまた入るかもしれませんが。
今月は推し事もできる限りお休みです。
全部やめると私が病んでしまうので首都圏内はよしとしましたが、遠征は自分に禁じました。
来月からまた戻っていけるといいな。

少なからず身近にいる医療機関勤務の友人の溜息を前に、経済経済というのも嫌気がさしました。
でも、対立項は別に医療と経済なのではありません。そうじゃない。出かける人と出かけない人でもない。そうじゃない。
自粛を求める政府、人的・経済的支援を行わない政府とこそ対立すべきなのであり、間違えちゃいかんよな、と思います。

マスクしてるだしてないだ、遠征しただしないだ、会食しただしないだ、そんなことで人をジャッジする必要のない、お互いを尊重して過ごせる日に一日も早くなりますように。

今年もよろしくお願いします!

いただいたサポートは私の血肉になっていずれ言葉になって還っていくと思います(いや特に「活動費」とかないから)。でも、そのサポート分をあなたの血肉にしてもらった方がきっといいと思うのでどうぞお気遣いなく。