一気に強迫性障害が改善された話

私は小学生のころに強迫性障害にかかって8年くらい経つのですが、それが曝露療法を行なって急に不潔恐怖が改善された体験談を書こうと思います。
参考にはならないと思うので「こういうこともあるんだな」程度に読んでください。


症状について

他の症状も多少ありますが、不潔恐怖が主な症状です。以前までの私の不潔恐怖に関する強迫観念をいくつか箇条書きで書こうと思います。
・部屋が聖域でベッドが1番神聖なので足を拭いてからでないとベッドに入れない
・学校とトイレが最も汚く、部屋で使うものと学校で使うものは分ける
・外出から帰宅したらすぐに入浴する
・部屋の外に持ち込んだものはアルコールでよく除菌しないと部屋に持ち込めない
・家の中でも自室以外は汚いので呼吸が浅くなったり、場所によってはできなかったりする
などです。自分でもそこそこ酷い症状だと思います。

改善されたとき ①

中学生のころ、親戚が亡くなり半ば強制的に数日間外泊することになりました。
聖域から距離的にも時間的にも離され環境が変わり、さらに強迫性障害であることを話していない親族とも一緒に泊まったので、隠したい気持ちから必然的に強迫行為ができなくなりました。
自宅に戻った後、数日間はほとんど強迫行為がおさまっていたのですが,しばらくするとまた強迫観念が戻ってきてしまいました。

改善されたとき ②

今年、高熱を出してしまい寝たきりになっていました。
そこで、熱がある程度おさまったころに、微熱でうまく頭が回らないのを利用して聖域を汚しました。そこで聖域をキレイにしてしまうと勇気を出して行ったことがおじゃんになるので、なるべく強迫観念を考えないようにしたり、どうしても強迫観念に囚われてしまったら合理的に考えるようにしてみました。
そうするとどんどん症状が改善されていきました。

感想

それまで薬物療法や認知行動療法を行なっていましたが、やはり曝露療法が効果的だったようです。
受験勉強をするにあたって強迫性障害がかなりの弊害だったのでなおってきたことが嬉しいです。
ただ、個人的には他人から強制的に曝露療法をさせられるとかなりストレスが溜まりそうだと感じたので、曝露療法をするときは持って行き方が重要だと思いました。
また、強迫性障害は再発しやすいと聞いたので、改善された今も強迫行為をしないように心がけたいです。

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