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さようなら校舎(思い出は永遠に)

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きっかけはすべて「学校」であった

きっかけはすべて「学校」であった。 ある日交流センターの事務所から学校の玄関の様子が良く見えます。 この日昇降口の前に1台の車が止まり、2人の男性が降りました。 しばらくその場に立ち、校舎の周りを話しながら校舎を見ている様子。 その様子が仕事中に見えたので、(時々、卒業生など関係者が訪れてくるので、校舎内に入るかの希望を聞きに)声を掛けに出掛けました。 噂の先生!聞くと、「いいのですか。」と嬉しそうな様子。 「卒業生さんですか?」と聞くと、「以前、ここで職員をしていまし

「久野学園校舎お別れイベント」全貌を公開!

1. さあ!はじまる! 令和6年3月10日、午前8時 久野交流センター集合 豚汁準備では、防災用の大鍋の試運転を兼ねて煮込み 給食用パンの受け取り 中学生は、看板作り 会長の「頑張っていきましょう」のあいさつの後、各持ち場に配属 持ち場 ・給食班 ・受付班 ・ペンキ班 ・チャリティバザー班 ・子育てサロン班 ・写真 ・駐車場班 ・総合 スタッフメンバー ・久野交流センタースタッフ ・久野若志会 ・中学生3名 ・卒業生24歳2

閉校になった学校の校歌(楽譜)を探す

楽譜はどこにある?中学校閉校の際にピアノを弾いたIさんから問い合わせがありました。 それは 「小学校や中学校の校歌の楽譜がありませんか?」 そういえば、楽譜って・・・どこかに残っているのだろうか。 ということで、市の教育委員会に問い合わせをしてみました。 市の教育委員会は、すぐに分からなかったようで、いろいろな部署に聞いてくださるということで受けてくれました。 市からの回答市の学校の管轄をしている課と 統合した小・中学校に問い合わせをした結果 中学校は、ホームペー

残すもの【学校(地区)の歴史を残すのは誰?】

校舎が無くなるということは校舎がなくなる。 校舎が無くなるとどうなるのか。 ここに校舎があり、住民が、学んで、遊んで、交流して、そういった歴史は、校舎を見るたびに思い出の一つとして記憶としてよみがえる。 では、校舎が無くなるとどうなるのか。 その歴史を振り返ることが、難しくなり、数十年後には、語り継がれることも、ここに大きな建物があったことさえ、やがて忘れ去られてしまう可能性は否定できない。 では、どうすればよいか。 どうしないといけないのか。 その重要な役目を持ってい

校舎のお別れイベントを盛り上げるための仕掛け

はじめにスタッフのKさんは、絵を描くのが好きである。それも趣味で絵画教室に通うくらい好きである。 そのKさんは、”学校と言えば教室にある黒板”「黒板アート」でイベントに来てもらった人に喜んでもらおうと発案。 協力依頼そこで、頼みの綱としたのは、絵画教室の先生でもあり、日展会友の洋画家藤本雄二先生と、地元の島根県立大東高等学校の美術部でした。 藤本先生は、風景画などの油絵などの作品も多々あり、展示会も開催されています。昨年は、地区計画のパンフレットに挿絵をお願いしたことがあり

かたづけ(校舎を在るべき姿に戻す)

小学校閉校後の校舎は 閉校後の小学校は一時的にある古本屋の貸倉庫になった。  当時は、学校の活用も考えていたので、学校はその姿のまま残るし、管理も貸し出しの請負業者が行ってくれる。地区の負担はないということで、歓迎していた。  校舎の2階と3階のほとんどの教室は、スチール棚がずらっと並び、何千冊という古本が整理され、置かれていた。  最初の数年は、時々人が来ては、本の売買の関係で出入りしていたが、いつしか途絶えるようになった。詳しい話は分からないが、ここ数年はその業務も行わ

作戦会議(小学校解体前イベント)

この作戦会議に出席したのは 久野地区を盛り上げたい若者会(久野若志会) 久野地区振興会(久野交流センター)スタッフ 通常、イベント企画を立てるときには、久野地区振興会の役員の力を借りることが多いが、今回、若志会を巻き込みたかったのは、この久野学園の卒業生でもあり、まだまだ記憶の新しく思い出を持ち続けていて、自分たちがやってみたいと思うことをしてほしい。 また、若志会が参加することで、イベントに若い人を呼んでくれることを期待できたからである。 前段かくして、最初に呼びか

小学校校舎の解体前にたくさんの人に、最後の思い出を作ってほしい

そのためには 旧久野学園(久野小学校・中学校併設)の解体工事が来年度から始まります。 残り3月と迫ったころ、会長から「解体前に学校を解放し、最後の催しを企画しては」との声をいただきました。 そこで、久野学園の卒業生や住民がどのような企画を望んでいるのか調べることから開始しました。 準備期間が少ない状況だったので、声掛けをしたのは毎週旧久野学園の体育館で活動をしている体協のバレー部のみなさんです。 「旧久野学園で解体前にやってほしいイベントは何でしょうか」 その返答として

小学校解体を目前にして伝えたいこと

旧久野小学校が、解体を迎えるのは4か月後と、カウントダウンが始まりました。 平成26年3月旧久野学園が閉校を迎えました。今から9年前です。 校舎の廊下の様子は、閉校当時のまま。 教室の看板や、廊下の掲示が当時のままで、まるで9年前から時間が止まっているように感じます。 この校舎の中で、子ども達が学んだり遊んだり、また、先生たちも、職員室で子ども達のことを話したり、ふと、そのような様子が、9年たった今でも昨日のように思えたりもします。 久野っ子冬休みイベントに向けて今回の久野