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【たまにシリーズ】

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個人の備忘録を兼ねた【たまにシリーズ】です。グルメ、映画、サウナ、旅、アート、スポーツなど自由に書いたものです。
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記事一覧

【たまに映画】当事者とそれ以外『流浪の月』

Amazon primeでずっとスルーしていた作品。その時の気分で見れるかどうかわからない骨太な作品だからだ。 ■『流浪の月』作品情報&予告解説■騒ぐのはそれ以外。映画のストーリーが重たいので見たいと思う時しか勇気が出ない作品と感じていた。たまたまホテルに宿泊しているときに予告を見て、気分だった。小説も未読なので予告情報だけで映画を観た。 その理由は李相日監督作品だったこと。 『フラガール』は大好きな作品ですが、それとは題材も作風も違う骨太な2作品がある。それは『悪人』と

レトロ自販機をめぐる群馬の旅-総集編-

レトロ自販機をめぐる群馬の旅 -総集編-です。今回4箇所のレトロ自販機の無人店舗をめぐりました。改めてコースをご紹介します。レトロ自販機をめぐる群馬の旅①〜④を未読の人はぜひ①から読んでみてください。 レトロ自販機をめぐる群馬の旅ドライブコースキャンピングカーで群馬をドライブ。朝出発「羽生SA下り」〜約30分〜「オレンジハット」〜約30分〜「ピット・イン77」〜約1時間〜「丸美屋自販機コーナー」〜約1時間〜「ドライブイン七輿」終了。運転時間だけで約3時間。滞在時間を含めると

レトロ自販機をめぐる群馬の旅④:映画のロケ地になる風景「ドライブイン七輿」

レトロ自販機をめぐる群馬の旅の続編4箇所目です。レトロ自販機をめぐる群馬の旅①、②、③を未読の方は、ぜひ振り返って①から読んでみてください。どのお店もそれぞれに違う良さと魅力があります。 前回の「丸美屋自販機コーナー」では天ぷらうどんの大当たりとラーメンで味玉の当たり引いた。気分は最高に盛り上がっている中、お腹も満腹。それでも、この旅はつづく。「ドライブイン七輿」へ向かう。約1時間のドライブに出発。 ミニシアターの世界のような場所自然豊かな山道から市内の大きな道路を抜けて

レトロ自販機をめぐる群馬の旅③:たまに大当たり「丸美屋自販機コーナー」

レトロ自販機をめぐる群馬の旅の続編です。レトロ自販機をめぐる群馬の旅①、②は読んでくれましたか? まだ未読の人はぜひ読んでくださいませ。 今回の3箇所目は「ドキュメント72時間」の中でも店舗外観を見たことあるという人も多いかもしれないです。レトロ自販機コーナーの象徴的な場所の1つです。車で山道を登ると途中にテレビで見た建物が登場する場所です。「ピット・イン77」から「丸美屋」へ。約1時間のドライブに出発! この雰囲気を待っていた、外観もレトロ。約1時間のドライブ。一般の道

レトロ自販機をめぐる群馬の旅②:大きな青空と小さな「ピット・イン77」

今回はレトロ自販機をめぐる群馬の旅の続編です。初回は「オレンジハット」でした。うどん自販機を体験しないと感じることができないレトロ体験とレトロパワーを感じてもらえたかと思います。前回noteはこちら。 今回の2箇所目は「ピット・イン77」です。「オレンジハット」から「ピット・イン77」までは、約11キロで車で約25分ほど。近いです。今度は、どんな無人店舗だろう。どんな自販機があるんだろう。では、出発! ファサードは、やっぱりかっこいい運転してすぐに到着。大きめの道路で両サ

レトロ自販機をめぐる群馬の旅①:畑のそばにワクワクするレトロな建物がポツン。オレンジハット。

レトロ自販機は好きですか?僕は大好きです。 当然、最新自販機も大好きです。最先端な自販機もワクワクしかない。 レトロ自販機をいいなと思ったきっかけはNHKの「ドキュメント72時間」。番組を見て同じように興味を持った人はいますか? 全国にあるレトロ自販機の特集が大好き。取材されている人たちのコメントを見ていても、そこに集まる理由やストーリーにレトロ自販機だから行きたくなることも色々と共感しかない。 そして、ずっと行きたいと思っていたけど行けなかったレトロ自販機旅。 週末の

【たまに映画】セックスうまい?不器用ピュア『愛なのに』

Amazon primeで自分が好きそうな映画だと思って観た。やっぱり好きだった。ストーリーも映画の世界観や空気も好きだった。 ■『愛なのに』作品情報&予告解説■ピュアな人たちの不器用な関係古本屋の店主・多田は昔好きだった女を忘れられない恋愛ピュア。自分なりの恋愛価値観がある一途な人。 古本屋に通う女子高生・岬は、多田を好きで求婚する恋や愛をこれから知るピュア。多田を何で好きになったかは気になる。 結婚式の準備に追われる一花はこじらせピュア。婚約者に浮気されたことでその気持

和歌山で「紀州和華牛」と「熊野牛」食べ比べ。

先日弾丸で和歌山県に行ってきました。「紀州和華牛」を食べるために伺いしました。 紀州和華牛について和牛の等級は、和牛の規定でサシが多くなる。しかし、紀州和華牛は赤身が多くなるようにあえて育てている。和牛なのにあえてサシを絞っているということ。つまり、等級の高い生産ができるにもかかわらず、赤身が強い和牛を提供するために、和牛の等級付けだとさがる。味が下がるわけではなく、和牛のジャンルだと少し等級が下がるということ、それは赤身が多いから。 歳をとると和牛があぶらっぽく重たく感

【たまに映画】アカデミー賞受賞作品。ロボットは2回目の受賞。

公開する前からずっと観たくて映画館に行けてなくて。アカデミー賞を受賞して、日本の映画史を変えた作品を配信まで待つのはありえない。とのことで、やっと、本日シネマシティの極上爆音上映に行けた。 ■『ゴジラ-1.0』作品情報&予告解説■映像だけじゃないストーリーの良さ世界が評価した映画は映画館で観るべき。生きている間にアカデミー賞を受賞する実写邦画がどれだけあるかわからない。唯一になるかもしれないし、ほぼ無いだろう。だからこそ、映画館で観るべきだし、映画館のスペックにもこだわる方

2023 Topics!Thank you!

note読者の皆様 今年も残すところ、あと2日です。皆様にとって、どんな1年でしたか? 私は色々とチャレンジな年になりましたが悔しい年でもありました。毎月どんなことがあったのか、どんなことを書いていたのか、年の瀬にトピックスをまとめ、今年の振り返りをしたいと思います。 1月車中泊レポの中でもアクセス数が、かなり多い記事です。キャンプシーズンの春秋などに行くとより過ごしやすいですね。神奈川県の車中泊スポットが少ないので、ここは穴場な気がします。 2月今年の代表作のひとつ『

【たまに映画】『すばらしき世界』まっすぐで危なっかしい

■『すばらしき世界』作品情報&予告解説■真っ直ぐがいき過ぎると手に負えない元殺人犯が出所してからの物語。初めから最後まで、危なっかしくてしょうがない。一度、人生のレールを踏み外したら社会復帰できるのか。真っ直ぐすぎる男が、真っ直ぐがいきすぎて殺人を犯した。出所してもチャンスは想定通り少ない。繰り返して刑務所に戻る人が多いんだろうなってことがわかる。 社会が受け入れなきゃいけないというかもしれないが、刑務所に入っていなくてもチャンスが少ない世の中になっている気もする。日本の未

【たまに映画】『グランド・ブダペスト・ホテル』は5つ星作品。

■『グランド・ブダペスト・ホテル』作品情報&予告解説■ウェス・アンダーソンの世界ウェス・アンダーソンの世界が好き。美術、装飾、デザイン、クリエイティブ、世界観、そしてストーリー、キャスティング。ポスタービジュアルでウェス・アンダーソンの作品なんじゃないかってわかるのが凄い。オリジナリティの世界がある。 20代の時にみて彼のめちゃくちゃファンになった作品『ダージリン急行』。まだ観てない人はすぐに観た方がいい。三兄弟が最高なんですよ。でも映画を見たらインドに行きたくなるから注意

【たまに映画】『ノマドランド』理想とリアルとのギャップ

■『ノマドランド』作品情報&予告解説■「ノマド」って言葉って。劇場公開している時も観に行きたかったのですが結局チェックできていなかったアカデミー賞を数々受賞した作品『ノマドランド』。キャンピングカーユーザーとしても観ておきたいところだった。 そもそも「ノマド」って言葉知っていますか? 「ノマド」は、遊牧民、転じて放浪者の意。そして、働き方として言われている言葉で「ノマドワーカー(ノマドワーキング)」があり、それは特定のオフィスなどを持たない働き方をする人、働き方。私自身がキ

【たまに映画】『夏へのトンネル、さよならの出口』どこかで見たような、君の名は?

どことなく気になったアニメをみてみたが、それがもう。 ■『夏へのトンネル、さよならの出口』作品情報&予告解説■どことなく似ている??映画館でも3回観て、Blu-rayでもたくさんみて、配信でもたくさんみた『君の名は。』に色々と似ている。 似てる要素は「時間軸」「高校生男女」「協力からの恋愛」。 ストーリー的にはとても面白い設定でいいのですが、「名前を呼んで走るシーン」なんてもろ似せてるなって。 なんかいろいろと似てるなーって観ていたら終わってしまった感じの作品。ごめん。