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食糧自給率問題

日本の食料自給率の低さが度々取り上げられており、前々から気になっていた事なのですが不勉強につき、今回少しばかりですが勉強をしました。
それによると、自給率の計算方法が2通りあり、
①カロリーベース
②生産額ベース
があるようです。よくメディア等で取り上げられているのは①、世界基準では②が多く採用されているとの事です。
これがどういう計算方法なのかの説明は割愛させて頂きます
※農林水産省HP参照

令和2年度
①カロリーベース 37%
②生産額ベース  66%
となっており、昭和40年は①86%②73%だったようで、ほぼずっと下がり続けており、55年前と比べると著しく落ちていると言わざるを得ません。
諸外国と比べても低い水準で、海外からの輸入に依存している部分が大きく、何か少し有事があった際には瞬く間に食糧難になってしまうのではないかと思ってしまいます。
ただそれと同時に、日本の食料廃棄量はかなり多く、また食料自給率と対比したときには世界トップレベルでのひとりあたりの廃棄量になるのではないかと思います。
コンビニやスーパー、飲食店等で廃棄になる食品を、どこでもドアで食糧に困っている国の方々などに届けられたら良いのにな、そんなフードテックが開発できたら良いのにな、といつも朧ろげながらに考えております。

そのようななか、弊社が行っている事業には、耕作放棄した農地を転用して発電所として活用(主に太陽光発電)があります。二律背反であるということにもなりますが、所有している土地を「ソーラーシェアリング」として農業×太陽光発電所として運用していく事を模索しております。
担い手不足による耕作放棄。仕方のないことではあると思いますが、それにより減りゆく農地をなんとか減らさずに活用できる方向を見つけ、相反するようですが食糧自給問題、エネルギー自給問題、ひいては脱炭素社会に貢献していけるよう、小さくとも取り組みをして参りたいと思います。

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