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普通と人 ヒロミ-005 2024/03/12

普通の人の休日の様子を撮影している「休撮」プロジェクトをされているヒロミさんにお話を伺うシリーズです。
今回は、いったんの最終回。直近に公開した動画と、「休撮」プロジェクトの未来についてお話をいただきました。
普通の人を撮るということで始めたこのインタビューシリーズ、ほぼ毎週ペースでお話してまいりましたが、今後は半年に1回くらいで近況報告インタビューをしていこうかなっと。
【まえがき:qbc(無名人インタビュー主催・作家)】


1時間越えの特別編集動画

qbc:先日アップされた総集編は、いかがでしたか?

ヒロミ:こんなにたくさんの人の普通の休みに入りこんでたんだなって、感慨深いものはありますね。たくさんの人に撮影させてもらったおかげで出来たので、よかったなっていう感じです。

元々、1時間ぐらいの動画を作るっていうのもやりたかったことで。作業中に音楽とか欲しいなってよく思うんですよね私。ほんで、他のチャンネルの動画を流してたりするんですけれども、自分のチャンネルでもそういう作業用動画も作りたいなと思って。

いつも撮影するときに、やっぱりお邪魔する時間ってそれぞれ違うですよね。それを朝から晩まで、時系列にして並べてみようと思って。季節とかは関係ないんですけど。

qbc:できあがったものを見て、どんな感じでしょう?

ヒロミ:みんな休みって言っても本当バラバラなことしてるよなって思いましたね。
なんか「一方その頃、誰々は」じゃないですけど。例えば自分が生活していても、隣の家にはまた別の人が違うことしてて、なんかすごく当たり前なことなんですけども、忘れがちなことをなので、それを認識させられたらなって思って。

あとは単純に、撮影時間って案外偏ってるなって。午前なら10時スタート、午後なら14時スタートとか。そこら辺は気をつけていこうかなと。

qbc:なるほど。

ヒロミ:それから、やっぱり、みんなそれぞれ世界を持ってますよね。自分のすぐ隣にいる人でも、私とは違う世界を持っていて。
だから、誰を主体にするか、誰をメインキャラクターにするかで、世界観ってすごい変わるんだなって。
でも、そのそれぞれの世界観の中で、時間は等しく流れているし、同じ空間にもいるんだって。そういうことが、基本的にあることなんだなって思って。それが普遍なんだなって感じました。

灯台下暗しじゃないですけど、何となく過ごしてると、あんまり気にしない事だなって思って。

休撮プロジェクトの未来

qbc:休撮プロジェクトの今後についてお伺いさせてください。

ヒロミ:そうですね。まずは、すごく技術的なことなんですが。休日を撮っているので、ゆったりとした時間が流れていることが多いんですね、画面の中で。
そうすると、曲が似たり寄ったりになってくるんです。明るい感じのクラシックのピアノ曲が多くて。
長調の曲が多くなっているので、短調の曲を使いたいんですよね。

qbc:なるほど。

ヒロミ:それから、やっぱりこのプロジェクトは、登録者数とか視聴時間とかを気にするよりも、その人の普通の幸せをひたすら記録していかなきゃいけないんじゃないかなってことは折々感じてるんですよね。

昨日、3月11日だったじゃないですか。311で、今までの普通が無くなってしまったっていう人もいるわけですよね。311が、この普通の幸せな日々は永遠には続かないことなんやって気づいた原点なのも思いを新たにしたきっかけなんですが。視聴数の伸びが悪いからペースを変えようとかするのは、ちょっと違うかなって思っています。

もちろんね、ゆくゆくは収益化になったら嬉しいは嬉しいですけど。そこはできるだけ考えずにいった方がいいなって思ってます。

qbc:ライフワークですかね。

ヒロミ:そうですね、もう完全にライフワークですね。その人が記録しておきたい普通の幸せを撮ることができたらいいなと一番に思ってます。
今もう、AIで本当にリアルな動画だって作れるじゃないですか。でもそうではなく、その人のバックグラウンドだったり、好きなものがあったり、それを楽しんでいたりとか、そういうこの人が、確かにこのときに、そこにいたんだなって、すごいがんばってたんだなとか、すごい楽しそうだなとか。
そういうふうな動画を残しておきたいと思います。

「休撮」では撮影にご協力いただける方を募集しています!

※対象は、三重県北部から半径100km程度の距離で撮影可能な方です!

終わりに

記録したいという欲求があるのよね。人には。

【制作:qbc(無名人インタビュー主催・作家)】

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