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ローカルな人インタビュー

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ローカルな人へのインタビューを集めたマガジンです。
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2024年9月の記事一覧

海士町への行き方(東京から!)

はい!!! ということで、「ローカルな人インタビュー」企画で訪れた場所への行き方まとめ記事を作ろうと思ってですね、今回はその第一弾です! 第一弾は海士町。島根県沖にある離島ですね。 東京から行くときは、だいたい「1日は移動日になる」と考えていただければいいかなと思います。 あとオンシーズンとオフシーズン、夏場と冬場で時刻表、開店時間、やってるかどうか、が変わるのでお気をつけくださいね! 海士町へのルート(飛行機)2024年8月に東京から海士町へ行った時のルートを載せます。飛

難病支援の地域おこし協力隊の人

むかしむかし、山深い村に、希美(のぞみ)という名の若者がいました。希美は都会で看護師として働いていましたが、「難病支援の地域おこし協力隊」という噂を聞き、この村にやってきたのです。 村には、長年の間、原因不明の病に苦しむ人々が多くいました。村人たちは「山の呪い」だと恐れ、病人たちを遠ざけていました。 希美は村に着くなり、病人たちのもとへ通い始めました。彼女は都会で学んだ最新の医療知識を活かし、一人一人に寄り添いながらケアを行いました。 同時に、希美は村人たちに病気についての正

うぉおー!!!

9月の振り返りいつもは月末ギリギリに書いているこの振り返り記事を、このタイミングで執筆しているのには訳があって。興奮しているんですよ。 Xでは少し触れたんだけど、9月頭時点で未編集のインタビュー記事が11記事あったんですよ。通常も磐梯町分も含め。つまり11時間分ですね。 じゅ、11記事? これ、終わるか…? そんな不安を抱えながらも「私はできる!やったるで!」と編集開始。だがしかし、昼間は何かと時間が取れず、休みも既に予定でいっぱい。 「もう誰かに編集依頼するしかねえ

たぶん妄想したり想像したりするのがすごく好きなんですよ。人

むかしむかし、ある静かな村に、空想(くうそう)という名の若者が住んでいました。空想は、その名の通り、妄想したり想像したりするのが大好きでした。 毎日、空想は村はずれの大きな木の下で、目を閉じては様々な世界を思い描いていました。雲の上を歩く自分、海の底で人魚と話す自分、はるか宇宙まで飛んでいく自分...。 村人たちは空想のことを、「変わり者」と呼んでいました。「あんなに妄想ばかりしていて、何の役に立つんだ」と、よく噂していたものです。 ある年、村は大干ばつに見舞われました。川は

9月の活動について!【磐梯町 浪岡】

こんにちは!LAC会津磐梯の浪岡です🍎 (表紙写真はグラウンドで楽しむ七ツ森地区の皆さん) 9月に入ったのに暑いな~…って思ってたら突然寒くなりましたね! 皆さま体調には気を付けてくださいね。風邪ひいちゃいそうな天気⛅ Rural留学 in 磐梯町2024 9月頭から中旬ごろまで、MoonBase株式会社が運営する地域活性化コミュニティ、Rural LaboのRural留学、夏プログラムが行われました。 横文字が多すぎるので一つずつご説明いたしますと、 長野県にある 

【磐梯町】磐梯といえばこの男になりたい人

むかしむかし、福島の磐梯山のふもとにある村に、岳(がく)という名の若者がいました。岳は幼い頃から磐梯山を見上げて育ち、「いつか磐梯といえばこの男だと言われるようになりたい」と心に決めていました。 岳は毎日、磐梯山に登っては山の様子を観察し、麓の村人たちの暮らしを見守っていました。山の天候の変化を読み取る目を養い、動植物の知識を蓄え、そして何より、山と人々を愛する心を育てていきました。 ある日、突然の大雨で村が洪水の危険に晒されました。岳は即座に行動し、山で培った知識を活かして

インタビューをしたあなたは私の事をどう感じたかって聞いた人

むかしむかし、ある村に、鏡(かがみ)という名の若い女性がいました。鏡は村で一番の物知りで、多くの人々が彼女に話を聞いてもらいに来ていました。 ある日、都から来た旅の語り部が村を訪れ、鏡にインタビューをすることになりました。語り部は鏡の知恵と経験について熱心に質問し、鏡も丁寧に答えていきました。 インタビューが終わると、鏡は語り部に尋ねました。「あなたは私のことをどう感じましたか?」 語り部は少し驚いた様子で言いました。「なぜそのようなことを聞くのですか?」 鏡は微笑んで答えま

【磐梯町】ロックな生き方がしたい人

高校3年の佐藤龍(りゅう)は、両親や先生たちの期待に押しつぶされそうだった。大学進学、就職、結婚...。誰もが「普通の」人生を歩むことを求めていた。 しかし龍の心の中では、別の音楽が鳴り響いていた。 放課後、龍は古びたギターを手に取り、ガレージで練習を始めた。曲がりくねった音符が空気を震わせる。それは彼の魂の叫びだった。 「何をやっているんだ!」父親の怒鳴り声が響く。「受験勉強はどうした?」 龍は黙って首を振る。言葉では説明できない。この音楽こそが、自分の生きる道だと感じてい

【海士町】船上インタビューでイン旅ューの感想聞いてみた

無名人インタビューというのはなんなのだろうか。 私qbcが趣味で始めたものが、なんだか人を巻きこんでいくうちに、こうなった。なんかやってるようで、何も産んでないのかもしれないとも思ったりする。でもまあ楽しいからいいか、みたいな。 ともあれもう5年目が見えている。 その中で、今回、海士町という島根県の離島に旅立ち(海士町に行くのは2回目)、そこで初インタビューをするという試みをした。 「無名人インタビュアーになる旅」すなわち「無名人イン旅ュー」である。 ただこれはインタビュアー

【海士町】海士町の司書の人

むかしむかし、日本海に浮かぶ小さな島、海士町に一人の若い司書がいました。名を波留(はる)といいました。波留は都会の大学で学び、故郷の海士町に戻って来たばかりでした。 海士町の図書館は小さく、蔵書も少なかったのですが、波留は「この図書館を島の宝物にしたい」と強く思っていました。 ある日、波留は島に古くから伝わる伝説や民話を集めようと思い立ちました。島のお年寄りたちを訪ね歩き、話を聞いては丁寧に記録していきました。 最初、島民たちは「本なんて、都会のもんさ」と冷ややかでした。しか

【磐梯町】人を成長させるのは人と旅と本。人

むかしむかし、福島県の磐梯町に、夢(ゆめ)という名の若者が住んでいました。夢は自分の人生に迷い、成長する方法を探していました。 ある日、夢は町の古い図書館で一冊の本を見つけました。その本には「人を成長させるのは人と旅と本なり」と書かれていました。 夢はその言葉に導かれるように、磐梯山の麓から旅に出ることにしました。 旅の途中、夢は多くの人々と出会いました。磐梯山を守る老いた山伏、猪苗代湖で漁をする漁師、裏磐梯の自然を案内するガイド。それぞれが夢に人生の知恵を教えてくれました。