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無名人インタビュー

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有名人だから面白いんじゃない。人は誰でも素晴らしく面白い。という方針で行っているインタビュー企画。 休撮さんのインタビュー動画もご紹介。
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【募集】無名人インタビュー参加者募集中です!🎤

ふつうの人の話でも面白いですよねっ! ふつうの人の話でも面白いですよねっっ!! ふつうの人の話でも面白いですよねっっっ!!! 大事なことなので3回言いました。 そりゃ有名人が優遇されるのはわかります。かっこかわいいとか、偉業を成し遂げちゃったとかね。そりゃ聞きたくなる気持ちもわかりますよ。 でもね、ふつうの人だって、じっくりお話を聞けば面白いんです! それは、お腹を抱えて笑う話かもしれないし、じっくりと読む人の価値観を変える話なのかもしれない。 自分の知らない世界を教えて

人間ってずっと幸せだったら幸せじゃないんですよ。人

むかしむかし、ある村に幸せの泉があったそうな。その泉の水を飲むと、どんな不幸も悲しみも消え去り、ずっと幸せな気分になれるという噂でした。 村人たちは毎日その泉に並び、水を飲んでは喜んでおりました。しかし、ただ一人だけ泉の水を飲まない娘がおりました。名前を幸(さち)といいました。 村人たちは幸に「なぜ飲まないのか」と尋ねました。幸は答えました。「人間はずっと幸せだったら、本当の幸せを感じられなくなるのではないでしょうか」と。 村人たちは幸の言葉を笑い飛ばし、幸せの泉の水を飲み続

決めるのは自分。人

むかしむかし、ある村に、迷之助(まよいのすけ)という若者がいました。迷之助は何かを決めなければならないとき、いつも周りの意見に頼ってばかりいました。 ある日、村の長老が迷之助に言いました。「お前の人生だ。決めるのは自分じゃ」 その言葉に、迷之助は深く考え込みました。 そんなとき、村に三つの道が開かれました。一つは豊かな都に通じる道、一つは険しい山々の向こうにある秘境への道、そしてもう一つは広大な海の向こうへと続く道でした。 村人たちは迷之助に、どの道を選ぶべきか助言しました。

イライラしてるときにカードを引いてみたらやっぱりそうだよなって冷静になる人

むかしむかし、ある村に、怒りっぽい性格で悩む若者がいました。名を冷之助(れいのすけ)といいました。 冷之助はすぐにイライラしてしまい、村人たちとよくもめごとを起こしていました。そんな冷之助を心配した村の長老が、ある日彼に不思議なカードの束を渡しました。 「イライラしたときに、このカードを一枚引いてみるがよい」と長老は言いました。 最初、冷之助は半信半疑でしたが、次にイライラしたときにカードを引いてみました。カードには「深呼吸をして10数えよ」と書かれていました。 「やっぱりそ

マヤ暦を研究している人

むかしむかし、日本のある静かな村に、暦野(こよみの)マヤという名の変わり者の学者が住んでいました。マヤは幼い頃からはるか遠い国のマヤ文明に魅了され、特にマヤ暦の研究に人生を捧げていました。 村人たちは、マヤのことを奇妙な目で見ていました。「なぜ遠い国の古い暦なんかを研究しているんだ?」と、よく噂していたものです。 ある年、村は大干ばつに見舞われました。作物は枯れ、人々は困り果てていました。そんなとき、マヤが村の広場に現れ、こう言いました。 「マヤ暦によると、来週の満月の夜に雨

人生ずっとラッキーな人

僕には不思議な特技がある。それは、「幸運を引き寄せる」ということだ。 小学生の時、クラスの女の子が持っていた四つ葉のクローバーを、僕は五つ葉で返した。中学では、くじ引きで必ず一等を引いた。高校のテストでは、予想問題を書いたメモを家に忘れても、そのまま出題された。 この「幸運」は、大人になっても続いている。行列に並べば、僕の前で品切れになることはない。雨が降りそうな日は、どこからともなく傘が現れる。株を買えば、その日のうちに値上がりする。 普通なら、こんな人生を送れる人間がいる

笛吹きの人

笛の歴史は人類の歴史と共に古い。最古の笛は約4万年前の骨笛だと言われ、世界中のあらゆる文化圏で独自の発展を遂げてきた。 その音色は時に軽やかで、時に物悲しく、聴く者の心に様々な感情を呼び起こす。西洋のフルート、日本の尺八、中国の笛子、南米のケーナ。それぞれが独特の音色と表現力を持ち、その土地の文化や自然を反映している。 笛は単に音楽を奏でる道具というだけでなく、古くから儀式や祭りにおいて重要な役割を果たしてきた。神々を呼び寄せ、精霊と交信し、時には戦いを鼓舞する力を持つとされ

本当に生きてて良かったねっていうことを伝えていきたい人

 夕暮れ時、カフェのテラス席に座っていると、ふと隣のテーブルから聞こえてくる声に耳を傾けてしまった。 「本当に生きてて良かったね」 その言葉が、穏やかな風に乗って私の耳に届く。振り返ると、年配の女性が若い男性と向かい合って座っていた。彼女の目は、優しさと深い思いやりで満ちていて、まるで長年の経験から紡ぎ出された言葉のようだった。 彼女は、きっと人生の苦しみも喜びも、すべてを受け入れてきた人なんだろう。でも、ただ受け入れるだけじゃない。その経験を、やわらかな言葉に変えて、誰かに

短歌と人 安野ゆり子-015 2024/06/19

最終回。 まえがき:qbc(無名人インタビュー主催・作家) 「短歌と人」インタビューとは?歌人でYouTuberの才人安野ゆり子さんを月1インタビューして世界にお届けするプロジェクトです! 登場人物紹介安野ゆり子:20代後半。歌人、着物YouTuber。労働が苦手。元セクキャバ嬢、現スナック嬢とコンカフェ嬢。俳句もする。遊ぶところは歌舞伎町。障害年金がほしい。夫さんと離婚したいが離婚できないでいる。「一番やりたいことは、生活上のことでは、好きな人と穏やかに暮らしたいってこ

短歌と人 安野ゆり子-014 2024/05/29

離婚した安野さん まえがき:qbc(無名人インタビュー主催・作家) 「短歌と人」インタビューとは?歌人でYouTuberの才人安野ゆり子さんを月1インタビューして世界にお届けするプロジェクトです! 登場人物紹介安野ゆり子:20代後半。歌人、着物YouTuber。労働が苦手。元セクキャバ嬢、現スナック嬢とコンカフェ嬢。俳句もする。遊ぶところは歌舞伎町。障害年金がほしい。夫さんと離婚したいが離婚できないでいる。「一番やりたいことは、生活上のことでは、好きな人と穏やかに暮らし

短歌と人 安野ゆり子-013 2024/04/19

海士町に降り立った安野さん。 まえがき:qbc(無名人インタビュー主催・作家) 「短歌と人」インタビューとは?歌人でYouTuberの才人安野ゆり子さんを月1インタビューして世界にお届けするプロジェクトです! 登場人物紹介安野ゆり子:20代後半。歌人、着物YouTuber。労働が苦手。元セクキャバ嬢、現スナック嬢とコンカフェ嬢。俳句もする。遊ぶところは歌舞伎町。障害年金がほしい。夫さんと離婚したいが離婚できないでいる。「一番やりたいことは、生活上のことでは、好きな人と穏

悟りを開きたいと思って生きてる人

昔小鳥を飼っていたんです。家で。その小鳥は、もともと小学校のクラスで飼っていた小鳥で、学年が変わってクラス替えになるというので、誰かの家で飼うことになったのでした。 そこで、飼いたい人たちによる、小鳥じゃんけんが始まったのです。 勝ったのは、私。 勝って飼った小鳥というわけです。 私の母親は、動物好きで、私がいきおいで勝ってしまったじゃんけんによって飼うことになった小鳥を、大切に大事に育ててくれました。名前は、忘れちゃったんだけど、小学生がつけた名前だったので、なんか変な名前

過去帳整理したら娘が産まれた人

世の中には不思議なことがあるもので、言うにヘビにおしっこかけたらちんちん腫れた、真夜中にお線香焚いたら車がガードレールに衝突した、フライパンの中にミルク入れて焦がしたら彼女が逃げた、などなど、浜辺の貝がらほどに枚挙にいとまがないのです。 先日、私、黒いですね、じゃこ天をおでんにいれたところ、非常に好評だったんですよ、子供に。子供と言っても、私と血縁ではない、まっさらの子供なんですけれどもね。いわく、DNAには先祖が宿っているか否か、と。答えは是と。 当然ですよね。先祖の一部で

魂のテーマに沿って魂のテーマパークで人生を楽しみたい人

人間は魂を。人間は魂というものを生みだした。 形もないし、実体もないし、定義も曖昧。 でも、「ある」と言われている魂。 「ない」っていう人もいるけど、でも「ある」という人の議論に巻き込まれて、あったりなかったり、あたかも「ある」と考えること自体はおかしくないように考えて、あるなし議論をしている。 魂云々以前に、でもさそういう形も意味もないものに関して議論できる人間ってすごいなって私はいつも思っているよ。人間は信念に生きて、妄想に遊び、現実に殺される。 無名人インタビューは魂の