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令和5年司法試験租税法の問題解説(答案例付き)

※注意点 この解説及び答案例は、出題趣旨及び採点実感発表前のものであり必ずしも出題者の趣旨に沿っていない可能性があります。 出題趣旨等が発表された後に、修正等をした完成版を公開します。 1 第1問(1) 問題文  Aは、平成20年から上場会社であるC株式会社(以下「C社」という。)の取締役を務めており、C社から毎年2100万円の報酬の支払を受けている。  Aは、平成25年4月1日、C社から、次の内容のC社株式に係る新株予約権(以下「本件新株予約権」という。)を取得した。

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    • 令和4年司法試験租税法の問題解説(答案例付き)

      1 第1問(1) 問題  平成20年1月1日、A及びAの長男Bは、隣接する同様の二筆の土地(更地である甲土地及び乙土地)を代金合計3000万円で(Aが甲土地を1500万円で、Bが乙土地を1500万円で)購入した。A及びBは、甲土地及び乙土地を更地のまま月極駐車場として賃貸していた。  平成22年1月1日、Aが死亡した。Aの相続人はBと次男Cのみであった。Aからの相続財産でめぼしいものは甲土地のみであった。BとCは、相続を単純承認し、遺産分割協議を行った。平成22年4月1日

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      • 令和4年司法試験予備試験租税法の問題解説(答案例つき)

        1 問題 Aは、宅地建物取引士の資格を持ち、宅地建物取引業の免許を得て、平成10年4月から同30年12月まで、個人で不動産業を営んでいた。Aは、その就業規則に基づいて、不動産の販売業務に従事する使用人(以下「営業社員」という。)に対して、通常の給与とは別に、営業社員がA所有の不動産を顧客に販売した場合に、その契約高に比例した金額の金員を「契約報奨金」という名目で支給していた。営業社員が営業活動のために交通費や交際費を支出した場合、Aがその金額を補填していた。しかし、補填には年

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        • 【R-18】お風呂修習に挑んだ話

          1 始まりと終わりのプロローグ 2020年1月、新型コロナウイルス感染症という未曽有の感染症が日本列島を襲い、間もなく三年が経過しようとしている現在においても、国内の保健衛生、経済そして私たちの日常生活に影響を与え続けていることは読者諸兄もよくご存じだろう。  これに対し政府は、全国の事業者の9割以上を占める個人事業者及び中小企業に対し、感染症の流行によって生じた売上の減少・経費の増加等に補填してもらうべく、一事業者毎に用途を定めない100万円の支給ーいわゆる「持続化給付金」

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        令和5年司法試験租税法の問題解説(答案例付き)