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母の日ブーケ💐



母の日ブーケ💐

カーネーションは母の日のシンボル。みなさんも一度は贈ったことがあるのではないでしょうか?今年はきちんと贈ろうとラウンジ By アマンでサプライズブーケを贈りました🗼(昨年は1日遅れで贈った大安売りの¥300カーネーションでした笑)

でも、なぜカーネーションなんでしょうか?
今日はその理由をお話ししようと思います。

1850年代、アメリカのウェストバージニア州で女性による社会活動を展開していた「アン・リーブス・ジャービス」という女性がいました。当時、この州では病気による乳児死亡率が高くなんとかしたいと思ったアンは「母の日ワーク・クラブ」(Mother's Day Work Club)
というボランティアを結成します。衛生状態を改善し、病気治療と母乳の汚染防止を通じて、乳児死亡率を低減する活動をしました。
1861~1865年の南北戦争中には、敵味方関係なく、南北双方の負傷兵を救おうと献身的に働きました。戦争後は「母の友情の日」(Mother's Friendship Day)を掲げ、かつての敵同士を結びつける平和活動を行うようになります。そして、医療補助活動や子どもたへの教育活動など、多くの貢献を続けました。しかし、1905年の5月9日、アン・ジャービスはアンナ・ジャービスという娘を残し、心臓病の為亡くなります。

アンナは母親の偉大な活動を後世に残そうと考えます。そこで、母が生前ボランティア活動を行っていた教会で記念会を開催することにしました。

アンナの母親への想いに共感した人々は、教会へと集い、活動に敬意を表すと共に母親の大切さを再認識したそうです。この時、アンナは母親が好きだった「白いカーネーション」を全員に配り亡き母へと手向けました。これが現代でも根付いている、母の日=カーネーションの由来です。その後、アンの活動はアメリカ全土から注目され、多くの人々から賛同の声が響きました。

そして1915年、アメリカで5月の第2日曜日を「母の日」とする法律が施行されアンが結成した団体名を元に母の日(Mother’s Day)の名がつきました。その後キリスト教を中心に日本でも広がっていったのです。やがて白いカーネーションは「亡くなった母親のための花」として赤いカーネーションは「生きている母親のための花」として贈られるようになったのです。

母の日の贈り物といえば「赤いカーネーション」が代表的ですが、これはアンナの母への想いからだったのです。


母の日ブーケ💐

”母への想い”
24年間わがままな娘を育ててくれてありがとう。
母は父、娘達、猫達からの人気者です。何かあればみんな母へ相談します。
こんなに人格も生活スタイルも違う家族をまとめてきた母には頭が上がりません。
アイドルを夢みていた母が父と結婚後、専業主婦となり家族を支えてきたこれまでの毎日は本当に大変だったと思います。
父を立て、扱いの違う子供たちに対等に愛情を注ぎ祖父母のそばでずっと暮らしてきた母にこの場をかりて感謝のカーネーションを贈りたいと思います。
親孝行ってなんだろう。本人が幸せに楽しく暮らしていて、親に心配をかけないこと。が一番の親孝行だとするとまだまだ私は母に心配をかけている娘だと思います。

これからは夫婦の時間を大切に一人の女性として生きて欲しい。そんな想いを込めてブーケを創ります。

今回の花材
💐カーネーション(赤)コロンビア産
花の大産地コロンビアからの輸入品。年間を通じ一定の気候のため花のボリューム感も安定しており価格も手ごろです多彩なラインナップも魅力です。

💐バラ サムライ(赤)
近年、赤バラ定番品種としてスタンダードになって来ている品種。開花がややゆっくりで花もちが期待できます。

🌱ミスカンサス
別名リリオペ。ペンなどに巻いてしばらく止め、巻きぐせをつけてから使うとブーケが立体的になり洒落たカーブをデザインすることができます。

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