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お喋りクソ野郎の悪癖についての悩み相談? |ドーナツたろうの赤裸々vol.5

 こんにちはドーナツたろうです。今回は僕の悩み?(悩んで無いかも)についてサラッと短い文章にまとめて軽くお話し出来たらと思います。何卒よろしくお願いします。

 僕は自他ともに認めるお喋りで、友人知人の中で今年亡くなった祖母を除けば、僕以上に喋る人間は誰も居ません。
 さらに僕は大学卒業からおよそ5年間ほどボイトレをしていたのですが、独学だったせいで変な癖が付き、喋り声まで異様に大きくなってしまいました。
 さらにさらにこれは生来からの、最も重大な悪癖なのですが、会話をしていて何かを言おうとした際、既に口から言葉が出てしまっているという事が多々あります。「お喋り」や「声がでかい」などの特徴を持った人達は個人差はあれど、僕以外にも沢山いると思います。ですが、今回タイトルにも載せました悪癖。「脊髄反射のように喋る」人は自分以外に見たことがありません。
 会話の中で「あ、これ言っちゃまずいかな」と考えた時には既に口から出た後で、取り返しが付かなくなっている事が多々有ります。そんな僕の個人的なエピソードを一つお話しようと思います。

 彼女と久しぶりのデートでカフェでお喋りをしていました。
 お喋りもかなり盛り上がり(というか僕が一人でヒートアップして身振り手振りで大立ち回りしてた)、話題もだんだんと食い込んだ物になって行きました。
 といっても、男といる時は下ネタしか話しませんが、普段彼女といる時はほとんどと言っていい程その手の話題はしません。今回ももちろんいつも通り下ネタを封印しつつ楽しくお喋りに花を咲かせておりました。
 しかし、話の流れで彼女の口から「一体化」という言葉が出てきました。その「一体化」という言葉が何故かめちゃくちゃ引っ掛かり、頭の中で反芻していると、日頃男友達と話す際に出て来そうな、お下劣な言葉が浮かんで来ました。

 流石に「今から俺と物理的に一体化するかい?(ムカつくくらいキメ顔で)」とか言ったら冗談でも引くよなぁ。

 と自嘲混じりに考えていた筈だったのですが、その時にはすでに「今から俺と物理的に一体化するk...」くらいまで発言してしまった後でした。
 一瞬で「あ、やばい」と考えましたが、既に口が全速力で走り出していたので、急に止まることも出来ずに、全部言い終えてしまいました。
 普段全くそんな話をしないのに、唐突に最低な下ネタ発言をしてしまった僕に対して彼女は普通に笑ってくれて、アクシデントも無かったかの様に無事デートを終える事が出来ましたが、口から言葉が出てしまった瞬間は時間の流れがものすごく遅く感じ、あたふたして背中に一瞬で冷や汗掻いたのを覚えています。 

 まだまだ僕の短い人生の中での話ですが、この「脊髄反射の様な発言」の所為でで人間関係のトラブルはそこそこ経験しました。しかし、僕自身が他人に嫌われても大して気にも留めない事と、これが最も重要なのですが、僕の周りにいる人達には寛大な心を持って僕を許してくれる人が沢山いるという事が合わさり、今現在僕は大変楽しく日々生活を送らせて頂いております。
 毎日他人に生かされている様な生態をしているので、つくづく自分は恵まれた人間だなと今回の件で再び感じ、周囲の友人知人には「ありがとう」の気持ちを常に持ち続けようと強く心に刻むのでした。

「みんなありがとう!俺ぁ幸せもんだ!」

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