Interop2023（6/14～6/16）をレポート形式で振り返ります！
みなさん、こんにちは🤗
今年は花火を1度は見に行きたい、広報担当の松野です🎇
梅雨も明けて、やっと夏！
最近は暑い日が続いておりますが、みなさんは暑さに慣れましたでしょうか？😓
ちなみに私はちょっと夏バテ気味です💦
今回はユニゾンシステムズとして、4年ぶりに展示会に出展したため、遅ればせながらその模様をお伝えいたします！
1.今回出展した展示会（Interop2023）について
Interop2023とは1994年から開催されている、最新のICTとそのソリューションについて体感できる展示会です！
日程としては6月14日（水）～6月16日（金）の間で開催されました。
今年はなんと記念すべき第30回目の開催！
Interopの語源は、Interoperability（相互接続性）に由来しているとのことで、これを反映した「ネットワークの相互持続性」がコンセプトになっています。
インターネットは今では身近なものになりましたが、1994年当時はインターネットの自由にサービスを構築できること、誰もが簡単に接続できるオープンな雰囲気（まさに相互に接続できること）は画期的でした。
初期の開催ではアメリカの、展示会場で直接ネットワークを構築し実証実験を行うワークショップとイベントを参考にしたとのこと。
ちなみにその流れは現在のInteropでのイベント「ShowNet」にも受け継がれているようです！
こうした歴史があるイベントは、ずっと続いていってほしいですね！
2023年の来場者数は同時併催イベントを含んで119,108名！（主催者HPより）
前年と比較しても来場者の方が約3万名近く増加していました。
コロナの影響も収まってきつつあるのかもしれません✨
2.今回出展した商品について
今回はユニゾンからは下記の4商品を出展しました！
内訳は「映像でのトラッキング技術に関するシステム」が2点、「クラウド上での映像編集作業に関するシステム」が2点です。
「映像でのトラッキング技術に関するシステム」
①UVP Smart Tracking（マルチアングル映像トラッキング）
②UVP FALCON：Face Aline CTV & UNIXON（フェイストラッキング）
「クラウド上での映像編集作業に関するシステム」
③UVP Cloud Editing（ライブ編集 on Cloud）
④ UVP Auto Digest（AI自動ダイジェスト）
それではここから、それぞれの商品に関して紹介していきます！
①UVP Smart Tracking（マルチアングル映像トラッキング）
「撮影での省人化」と「ベストアングルの自動調整」の両立を可能に！
このシステムは iPhoneで撮影した映像に自動解析を掛けて、選手映像が見やすいようにトラッキングし、スイッチングができるシステムです。
iPhoneには専用のカメラアプリ（LM-CAM）を入れて撮影に使用することで、4方向から無人で撮影することを可能にしています。
撮影中の人物に対するトラッキング、ベストアングルへのスイッチング、ズームはAIが自動判定することで、撮影にかかる人手を大きく削減。
タイムコード上にメタ情報を入れることが可能なので、得点が入った場面のみピンポイントで見直しすることも簡単です。
現在はボクシングの試合（判定の際に使用するシステム）として、実績を重ねていますが、今後はほかのスポーツにも応用を進めていきたいですね✨
②UVP FALCON：Face Aline CTV & UNIXON（フェイストラッキング）
映像編集の負荷を大きく削減！
本アプリはAIによる顔認識と画像処理を用いて、出演者の顔を自動で画面中央に固定することで、映像編集作業の負荷を減らし、より簡易で短時間の編集を可能にしています。
本アプリは主にワイプ編集（画面の一角に丸や四角い小窓で、VTRを視聴している出演者の様子や表情などを、VTRに重ねて表示する手法 のこと）に使用されています。
本アプリを導入することにより、ワイプ編集の時間を50％削減することが可能となりました。
（１放送あたり４時間、年間で約200時間の編集時間を短縮）
実際に編集で使用した動画はこちら！
③ UVP Cloud Editing（ライブ編集 on Cloud）
動画の二次利用がすぐに可能に？！
本システムは、ライブ配信動画をリアルタイムで編集することが可能になるシステムです。
また、即座に編集・ダイジェスト映像を作成できるので、編集後の動画はSNSでの投稿やハイライトの映像として公開するなど、タイムレスな動画の二次利用にも使用可能です。
実は普段私たちが目にしている、スポーツの試合の動画（短尺にまとめたもの）や、ハイライト動画を製作するために、今までかなりの時間を要していました。
それはライブ配信の場合、すべての動画を配信し終わってからでないと編集ができなかったためです。
しかしこのシステムを使用することによって、配信しながらすぐに編集ができるようになるため、大幅な人手の削減に役立ちます！
スポーツや音楽ライブ映像の付加価値を、このシステムによって高めていけたらいいですね！
④ UVP Auto Digest（AI自動ダイジェスト）
ダイジェスト作成の手間を大きく削減！
本システムは、長時間の動画を元素材とし、様々な解析（画像解析、音声、映像分類技術など）を掛けることで、AIにシーンの内容を判定させダイジェストを作成します。
こうしたダイジェストの自動生成は、特にVOD向けの動画制作に利用されることが多く、ダイジェストを作ることでコンテンツの二次利用の価値を高めることに寄与します！
普段私たちが目にしているダイジェスト動画も、編集をしていくのは思ったよりも大変…。
こうした技術を通して、より負担の少ない編集ができていくといいですね！
ちなみに展示パネルはこんな感じ！
今回は外部の企業様に作成頂き、とても素敵な出来になりました✨
3. 今回の出展の総括
今回はユニゾンとしては4年ぶり、松野としては初めての展示会でした！
私個人にとって展示会とは今までは行くことがメインだったのですが、実際に展示を行う側に立ってみて学ぶことが沢山ありました。
また、展示会の出展自体に関わることが無かったので、今回は組み立てから資料の準備、展示物の検討などたくさんのことを経験することが出来ました！
まだまだ、勉強が必要なことも感じましたが…💦
（特に製品説明に関してなかなか形にできないことも多かったので、もっと頑張っていきたいですね😂）
ちなみに下記の写真はユニゾンのノベルティ（ドリップコーヒー）です！
一緒に働いている新人さんがかわいいデザインを選んでくれました！
（初仕事が形になって、なんだか私まで嬉しかったです🥹）
次回はこの経験を活かしてより、ユニゾンやユニゾンの商品に対してより興味を持ってもらえる展示会にできるようにしていきたいです！
ブースに来てくださったみなさま、本当にありがとうございました！
ちなみに、実際の様子はこんな感じです！
それではまた、次の記事もお楽しみに！✨
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