見出し画像

音楽から学ぶ ~毒を薬に~


1.     はじめに

DXプロデュース部のマイルスとデイビスです。

趣味が音楽鑑賞で日頃から音楽を聴いては、独断と偏見でこの音楽はこういう捉え方か、など一人妄想する毎日を送っています。また、いろんなインタビューやエピソードを見たり聞いたりするのも好きです。

ミュージシャンのエピソードなんかは多種多様でぶっとんだものが多いですが、たまにものすごくかっこいいエピソードなんかもあったりします。

そんななか稀に物事の考え方、捉え方などを学ぶ機会があったりします。
今回はそんな学びを得ることができるお気に入りのエピソードを紹介したいと思います。

1.1.     音楽からの学び ~ドイツでの公演で事件は起きた!!~

今回紹介するエピソードは、JAZZミュージシャンの話です。
マイルスデイビスとハービーハンコックのエピソードになります。

話は1963年ごろまでさかのぼります。
ハービーハンコックがマイルスバンドに在籍していたころです。

バンドメンバーは
マイルスデイビス(トランペット)
ハービーハンコック(ピアノ)
ウェイン・ショーター(サックス)
ロンカーター(ベース)
トニーウィリアムズ(ドラム)

個人的には数あるマイルスバンドの中で一番好きなメンバーですが、このメンバーでツアーをやっているときの話です。ドイツでの公演で、その夜はメンバー全員絶好調で素晴らしい演奏を繰り広げていたそうです。

マイルスデイビスのソロも今まで最高の演奏の一つなんじゃないかというくらい絶好調だったそうです。そこで最大限マイルスをサポートしようとハービーハンコックも必死に演奏していた。

ところが、なんと! 間違ったコードを弾いてしまったのです!
最高のソロの演奏しているマイルスをサポートするはずが、致命的なミスをしてしまいました。

頭を抱えたハービーハンコックですが、マイルスの方を見ると一瞬戸惑いは見せたものの、すぐに間違ったコードに対応した演奏をして正しいコードにしてしまった。

マイルスの選択した音、その行動によって。

あまりに驚いたハービーハンコックはピアノを弾くのを忘れてしまうほどだった。このときのことをハービーハンコックは以下のように語っています。

『思い返すとマイルスは、間違った音として聴いていなかったことがわかるミスをミスと捉えていなかったと。
彼はその場で起こった 何か として認識し、それに対応した。

ミスと捉えずに、今最高の演奏中に起こった変化に対応しなければいけない。対応することが自分の責任だと考えた。
そして彼にはそれができた。

このことは、とてつもなく大きなことを学んだ。
音楽だけではなく、人生においても学んだ。
人生では、自分の都合のいい方に物事をとらえてしまいがちだが、
もっとも大切なことは成長することだ。

そして成長していくには、物事や経験をそのまま受け入れる。
オープンなマインドを持つことが大切なんだ。
そして それをより良いものに変えていくことが重要だ、

毒を薬に変えるように。

今いる状況などを受け入れ、そこから建設的ななにかを作り出していくことそのことをあの出来事から学んだ。』と。

2.     おわりに


いかがでしたでしょうか。

よくあるような話かもしれませんが、とても好きなエピソードです。
ハービーが思ったようなことを、当のマイルスが考えて行動したかは不明ですが、、、

妥当な演奏ではなく、攻めた演奏をハービーがしていたからもしれません。自分に置き換えて考えてみると過去、仕事でマイナス要素の事象が発生したときになかなかマイルスのような行動はできていないなと思います。
物事の考え方を頭では理解していても実践するのは、なかなか難しいものです。

ですが、マイナス要素の変化が起きたときに起こす自分の次の行動次第では、毒を薬に変えれるかもしれません。

失敗するかもしれませんが、それが成長につながるかもしれません。
僕の敬愛する他のミュージシャンもだいたい同じことを言ってました。

「失敗をおそれるな。常に面白いと思うことをやれ!」

毒を薬に変えられるかはあなた次第です。

(参考URL)https://www.youtube.com/watch?v=UZG32url628&t=319s


ユニゾンシステムズでは、一緒に働く仲間を募集しています。
ぜひ一度オフィスに遊びに来てみませんか?お気軽にDMもお待ちしています!

求人の詳細はこちら: https://www.unixon.co.jp/recruit/
Youtube: https://www.youtube.com/channel/UCGacmgfpJ0fkHC0aKrSppVw
X(Twitter):
https://twitter.com/unixon_recruit



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?