日常生活から始める脱力

私はスポーツに活かすためにと思い古武術を使った脱力術と動作改善術を習っています。その名も玄運動・玄武術。

この体の使い方はスポーツだけではなく、生きていく上での全てのことに使えるものであることを教えてもらいました。そしてそれは、元々みんなが持っている潜在的なもので、誰にでも応用が効くと言うこと。例えば、家事で包丁を使う時、満員電車の中、パソコン作業で肩が凝っている時、心に余裕がない時などです。

「体の緊張＝心の緊張」

大切なのは自分の体を知ることで、もし何かわかったら良いことでも悪いことでも自分を褒めてあげることです。

実際にこの「脱力」を試してみてください。

まずは腕を下におろしたまま、手で拳を握り腕全体に力を入れ、息を吸いながら肩も上へグーっと挙げてみてください。耳につくイメージでグーっと。吸い終わったらフッと息を吐きながら肩、腕、掌の力を抜いてポトンと落としてみてください。

自分で肩を落とすのではなく、腕が重力で勝手に落ちるイメージです。

どうでしょう？
何度かやってみると肩の力がスッと抜けて気持ちのよい感じになるのが分かります。

この状態が力の抜けた良い感じの肩の感覚です。

デスクワーク中の肩周りが楽になり、気持ちもフワッとします。
もしかしたら、いいアイデアも浮かんできちゃうかも！？

簡単ですよね？

簡単なんです（笑）
でも、ほんとに難しいのは、
この脱力した良い感じの状態を保てるかどうかです。

難しいです！！

そのムッチャ良い肩が脱力した状態で、例えば、パソコンのキーボードを打つために最低限の力で腕をキーボードに持っていき、最低限の力で打ってみてください。

できた人はきっとセンスあります！（笑）
ちょっと何かをしようとした瞬間に必要以上に力が入ってしまうのです…
知らず知らずに。

では、もしそれに気づいたら？
はい、そうです。自分で自分を褒めてあげましょう！！

今日もあなたにとって素敵な1日でありますよーに。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。

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