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色彩の英語慣用句から学ぶ色の意味  〜パープル編〜

一般社団法人日本ユニバーサルカラー協会代表理事、色彩専門家・カラーコンサルタント 南 涼子です。
 
今日もTwitterにアップしている色彩の慣用句、紫について紹介します。

1.「purple prose」(紫色の散文)

=きらびやかで装飾過剰な文体・文章、過度に手の込んだ言葉でいっぱいの文章。


紫色の散文とは、過度に装飾された言葉が羅列していることを意味し、作品の中でほとんど意味を成さないものと考えられています。
 
複雑でまとまりのない文体が特徴で、全体のテンポが悪くなり、読み手を混乱させる文章です。
 
紫色が持つ複雑性、矛盾、混乱といった性質を、上手く言い表した言葉だと思います。

2.「born in the purple」(紫色で生まれる)

=帝王、王侯貴族の家に生まれること。 


西洋で紫は高貴な色であり、身分の高い人物しか身につけることが許されなかったことから、こうした言葉が生まれました。
 
紫色は権威の象徴であることがよく分かります。
 
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