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【#3 Only One】 「未来へ。」 福岡大学硬式野球部MG北野華蓮さん

こんにちは!
学生スタッフ応援団の秦野です。
学生スタッフの価値とは何か。
学生スタッフとは。
発展途上の大学スポーツ。
大学4年間をそのスポーツにかける選手たち。

そんな選手たちを支える人が存在しています。

今回はそんな”支える人”にスポットライトを当てていきます!

チームに必要不可欠な学生スタッフ。献身的にチームを支え続ける存在がいるからこそ、日々の活動ができているのではないでしょうか。

チームにとって『Only One』の存在である学生スタッフの方々を、学生スタッフ応援団としてスポットライトを当てていきます!

というわけで、今回取材させていただいたのは福岡大学硬式野球部でマネージャーとして活動している4年生の北野華蓮(きたのかれん)さんです。


前回、前々回の記事では、マネージャーになったきっかけや想い、そして、"自分らしさ"を追求した北野さんのお仕事について掲載しています!

さて、今回は第3話「マネージャーとしての信念と未来の話」についてお届けします!


ちなみに....
今回の取材を担当したU.S.L.メンバーの松原と北野さんは、同じ高校の硬式野球部に所属していました。松原が選手で、北野さんがマネージャーで、共に甲子園を目指して、野球に明け暮れていました。そんな関係である2人の"雑談のような取材"をお楽しみください!!


それでは、どうぞ!!




北野さんが描くマネージャー像

[松原]
マネージャー生活7年だもんね。ずっと野球をしてて、どんなマネージャーに自分はなりたいっていうイメージ像っていうか、これだけは貫いてるっていうところとかあったりする?
[北野]
そうですね。私の2つ上の主務の方が他大学からもマネージャーの鏡って言われるぐらい、すごく完璧で礼儀正しかった方なんですよ。私は自分が思うマネージャー像がその先輩のように、誰からも信頼されて、支えられて、謙虚で礼儀正しさを備えた人でありたいと思っています。
それと私個人じゃなくて、福大の野球部のマネージャーとして見られていることを常に意識し、野球部の代表であることを自覚し行動することを心がけて生活をしてきました。あとひとつは、特定の選手とだけ仲良くならず、みんな平等に接しないといけないんじゃないかなっていうことは自分の中にあって、一歩引いて平等に選手に接しようと行動してきました。私は感情がオーバーリアクションと結構言われるんですけど、自分で感情を抑えるの大変なんですけど、やっぱり練習中なのでニコニコしてると選手と温度差もありますし、ヘラヘラしてると思われるかもしれないので、あんまり笑わないようにしています。部活の中では。
[松原]
練習中のグラウンドの中でっていうことか。
 [北野]
そうです。喋ったら出ちゃうんで。
[松原]
メリハリみたいなこと?
[北野]
そうです。メリハリです!

未来の話

[松原]
人生において活きてくるといいなと思うんだけど、今後ってどうなの。大学卒業して引退したらどんな風な人生図を描いているのかな?
[北野]
卒業した後もここで学んだことや経験を生かして、仕事につなげていけたらいいなっていうのもあるんですけど、マネージャーをしていてマナーとか礼儀もすごくついたので、卒業したからといってそこで終わりじゃなくて、これからの人生の中で吸収していけたらいいなって思います。社会人になっても謙虚な心と初心を忘れずに、良くしていきたいですね。
[松原]
一番それが大事だよね。
初心と謙虚な気持ち。
マネージャーとしてやってきたことがどこかで活きてくるもんな。
[北野]
マネージャーをやっていて視野は広がったと思います。広い視野を持っていないとその人たちのサポートはできないので、ひとつのことだけじゃなくて、視点を変えたところでも見れる大人になりたいし、仕事につなげていきたいなって思います。

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伝統の始まり〜福大Tシャツ〜

[北野]
なんかさっき、「技術的なところで自分の存在価値を...」って言ったじゃないですか。私、高校の時は服飾科だったので、それも活かせるかなって思って、やったことがあるんですけど。ユニフォームはスライディングなどですぐ破れるので、縫い物系は私が行っています。今回はリーグ戦がコロナで無観客になり、保護者しか入れないってなったんですけど、他大学は「保護者」ってわかるように T シャツがあって、福岡大学にはなかったんですよ。これまで帽子はあったのですが、スタンドで応援するときも全員が同じ物を着ていると、運営する側としても「福大」って一目で分かった方がすごくまとめ易く楽だなって思ったので、今回 T シャツを作りました!
 [松原]
作ったの!?やば!!
[秦野]
えー!すごーい!!!
[北野]
これを保護者会の方に「なんで作りたいか」っていうのと、運営側からの視点を伝えたら、すごく納得していただいて、今回作りました!
[松原]
いいね!それを学生が発信してるっていうのがいいね!
[松原]
スタンドがエンジ色に染まるといいね!
[北野]
本当は(6月の)神宮大会の時に間に合わせたかったんですけど、間に合わなくて・・・。
でも卒業するまでに、自分がなにかこの部に貢献できたのではと思っています。この T シャツを作って、一体感が生まれていくと思うので、継続していってくれると嬉しいですし、貢献できたことはすごく自分の中では良かったかなって思います。

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[松原]
大学4年間を振り返って、やり尽くした感はもうめちゃくちゃある?
[北野]
はい!!あります!!
[松原]
はい!!って言えるのがいいね!すごい!
[北野]
今回リーグ戦の結果があんまり良くなくて、もう自力優勝はなくなって、 もう厳しいんですよ。春に引退した4年生や他大学のマネージャーからも、「春で引退していた方が有終の美を飾れたんじゃないか」っていうことは結構言われるんですけど、私はそれはそうとは思っていなくて。なんか、やっぱり結果よりもそのやった過程が大切じゃないかなって思っています。私のリーグは基本的に春に引退なんですけど、秋まで残ったのは、せっかく同級生が何人か最後まで続けるのに、私が春でやめるのは違うんじゃないって思って、やるんだったら最後まで 4 年間一緒に頑張ってきた仲間とやりたいなって思っているので、秋まで続けて優勝できなくても後悔はないです。
[松原]
今、土壇場だけどひっくり返して最後に(全国大会に)行きました!って言えると最高やね!
 [北野]
この間負けた時、ミーティング中に選手が声をかけれないくらい泣いてしまいました。でもその後に後輩たちが絶対勝ちますと言っていたので、期待しています!!

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これからマネージャーになる方々へ

[北野]
マネージャーは大学でマネージャーをするってなったら高校よりもすごく大変で、高校時代は特に結構体力的なことがきつかったと思うんですけど、大学ってなると基本的には事務作業とか他大学や連盟の理事の方など、大人と接する機会が増えるので、違う大変さがあります。しかし大学4年間で私はそのマネージャーをやったことでいい経験をさせてもらって人としても成長できたんじゃないかなって思っているので、機会があったらぜひ挑戦してもらいたいなっていうふうに思います。

マネージャーとは。

 [松原]
マネージャーとは。って聞かれたら何て答えるかな?
[北野]
マネージャーとは"組織の心臓"だと思います!
4年間大学野球に携わり、マネージャーがいないとチームは稼働しないと感じました。学生でありながらも、一般の学生では経験できないことをさせていただいたと感じています。
[松原]
本当にプロフェッショナルだね。マネージャーの中でも、これだけ「こう思ってやってます」を言葉にしてできるっていうのがすごいと思った...

さっきから「すごい」しか言ってないけど。笑

今後も頑張ってください!応援してます!
[秦野]
応援してます!!

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~取材後記~


今回取材させていただいた中で、私自身はどうなのか、と考えさせられるようなことが多くある取材となりました。話していてとても楽しそうに部活動や部員のことを話している姿からとても素敵だなと感じました。(秦野)


次回もお楽しみに!




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