見出し画像

大学院で学ぶ大切な「●●を□□する力」その5(現役学生から見た「経営大学院の虚像と実像」⑮)

【経営大学院はフレームワークを学ぶところ?】

経営大学院では、様々な経営分析手法を学びます。

それはもちろん大切です。

経営に対する問題を解決するには、前提として現状がどうなっているのかをまず、3Cなどの手法で分析をします。

3Cとは、自社(Campany)、競合(Competitor)、市場(Customer)から来た言葉です。

画像1

このようなフレームワークが多数あります。

もしかしたら、このようなフレームワークを多く学び、それを使いこなすことが経営大学院(MBA)の意義だと思われている方も多いかもしれません。

ただ、フレームワークを多く知っているからと言って、適切な問題解決が自動的に導き出されるものではありません。

フレームワークは、単なるフレームに過ぎないのです。

以前、ロジカルシンキングだけでは問題解決しないとお伝えしたように、フレームワークも前提の整理には役立ちますが、問題解決を導き出すものではありません

【全体を俯瞰する力】

そこで大切になってくるのが、「全体を俯瞰する力」です。

分析で得られた結果や現状認識を元に、その問題の枝葉ではなく全体を見ようとする力です。

非論理的思考能力とでもいいましょうか?

これには日頃からの訓練が必要です。

頭で論理的に考えるだけでなく、今までの様々な経験値から問題の本質を推測していきます。

その問題の本当のボトルネックを探すのです。

画像2

それを元に仮説を立てて、複数の問題解決策の提案を創ります。

経営上の問題は、必ずしも表面上に問題の本質が現れるとは限りません

分析だけでなく、統合する力=全体を俯瞰する力(非論理的思考力)を鍛える必要があります。

それを習得することを目指すのも経営大学院で求められる力だと思います。

【まだ「●●を□□する力」がある?】

ロジカルシンキングを超えた非論理的思考力である「全体を俯瞰する力」の大切さをお伝えしてきました。

しかし、経営大学院で本当に身に着けたい力は「全体を俯瞰する力」だけではありません

このシリーズではもう一つだけ、大学院で身に着けたい「●●を□□する力」を取り上げたいと思います。

次回にご紹介したいと思います。

【サークル会員募集中!!】
ただいま、11月からの特殊サポート受信メンバーを募集しています。入会はお早目に!

「あたらしい地球プロジェクト」では、参加されるみなさんの情報場を整えるために、2つの特殊サポートをご用意しています。

「音波おとは」による情報場の調整、②「言波ことは」による情報場へのプログラム発信。いずれも個人では購入が難しい事務局所有の特殊機器からの有料級の遠隔サポートです。

現在、モニター期間のため月額会費100円がサポート機能により返還されます。みなさんのご参加をお待ちしています!

「基学」(きがく)及び「あたらしい地球プロジェクト」の主旨をご理解いただける方には、サポートをお願いします!サポートいただいた協賛金は、運営のために必要な機器購入費等に充当させていただきます。