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私たちの「意識」はゆるやかにつながっている?!「集合意識」の影響力について

「基学」では、誰とも競い合わなくても調和的な循環が起こる世界を目指し、「周波数調整」を事業として行っています。「周波数調整」とは、私たちの心と体と「意識」(情報フィールド)の三層に渡りにエネルギー状態を整えることを指しています。「基学」では、そのために「タイムウェーバー」「ヒーリングウェイブ」「ロゴストロンK100」の3台の特殊機器を所有し、みなさんの周波数調整に当たっています。

基学トレーナー「かまた たろう」です。


今日は、セッションの時によくテーマになる「集合意識」について、ご一緒に考えながら整理していきたいと思います。

・A子・・・「基学」の周波数調整に熱心な20代後半の女性。
・かまた・・・基学トレーナー、オンラインセッション「基学コーチング」(周波数調整)を担当。


■ よくあるセッション中の会話


A子さん
「今、◯◯を実現させたいという思いはあるのです、なかなか難しくて・・・」

かまた
「そうですね。まず私たちは、イメージしたものしか実現させられませんよね。イメージするのは、思考であり、「意識」の領域となってきます。ところで、「集合意識」という言葉は聞いたことありますか?」

A子さん
「集合意識・・・?う〜ん、聞いたことあるような気がしますが、はっきりわかりません・・・」

かまた
「私たちが何かを実現させる(させている)パターンを認識するには、この『集合意識』という考え方がとても大切になるので、少し説明をさせていただきますね・・・・」


■ ユング(心理学者)が提唱した「集合的無意識」について


夢分析などの手法も構築した心理学者のユングが「集合的無意識」という概念を提唱したことをご存知の方も多いと思います。

ユングの提唱した「集合的無意識」

ユングの提唱した「集合的無意識」とここでお話する「集合意識」という考え方は、共通する部分がたくさんあります。

例えば、ユングの自伝的な話で、ある時期、覚醒状態(「意識の目覚め」の状態)まで到達していたユングが「第二次世界大戦のビジョン」(ナチスによる侵攻と世界大戦)を事前に受け取った(予知夢として見た)・・・という話があった記憶があります。

まさに、それは「集合意識」という考えからも、説明ができます。
ただ、ここでお話する「集合意識」は、ひとまず心理学の学問としての「集合的無意識」(ユングの提唱したもの)とは別個のものと考えてください。

ここでは、「意識」の側面を深く知るために「集合意識」という考えを知り、それを前提に人生の現実創造を考えていただきたいというお話になります。

註 その他、「集合意識」という言葉は、フランスの哲学者デュルケームによっても学問的に定義されています(コトバンク)。その定義は、ここでお伝えしたい概念と近いですが、ともかく「集合意識」について学問的な定義にとらわれず使用しているとご理解ください。


■ 私たちの意識はゆるやかにつながっている?


かまた
「A子さん、例えば、流行ってどのように創られているか、ご存知ですか?」

A子さん
「流行ですか・・・?ファションとかの?」

かまた
「ええ、ファションはわかりやすいですよね。聞くところによると、毎流行の色(カラー)は、自然発生的ではなくて、パリの権威がある色を決めて、『今年は白(しろ)』というふうに意図的に流行らせている・・・そうです。」

A子さん
「ああ・・・聞いたことがあります。流行の色と言っても、自然発生的だと、衣料品ブランドもどの色を重点的に生産していいかわからないから、あらかじめ今年はこの色にしよう(流行らせよう)という動きをしているとか・・・」

かまた
「私もそう聞いています。でも、いくら権威ある人や機関が流行の色を決めても、実際に私たちがそれがいいな〜と思わなければ売れないと思いませんか?それが毎年、ほぼうまく行っている(実際に「流行」という現象が起きている)というのは不思議ではないでしょうか?」

A子さん
「そうですね・・・。そう言われれば。でも、どんどんその色を宣伝したり広告したりして、私たちもその気になって、その色がいいと思うようになっているんじゃないでしょうか?なんとなく雰囲気で・・・。」

かまた
「確かに。テレビで取り上げられたり、店頭でも『今年の流行の色はコレ!』などと取り上げられていると、それが流行りなのかなぁ・・・と思って選ぶという人も多いですよね・・・。でも、テレビも全く見ないし、店頭でも特に流行の色を推しているわけではないのに、やっぱり何となく流行の色(例えば、その年なら白)を選んでしまうとしたら・・・どうでしょうか?」

A子さん
「なるほど。でも、私もそんな経験がありました。特に、流行の色なんて情報は知らなかったし、お店でも特にそんな宣伝をしていなかったり、特別な意識はないのに買ったものを後で調べたら、流行の色と一致していた・・・なんてことが。」

かまた
「そうなんです。この場合では、街に出ると何となくみんなも流行の色を着ている割合が高いから、何となく無意識で自分もその服の色を選びやすくなった・・・などいろんな説明もできると思います。ここでは、科学的な実証というよりも、おおざっぱに「意識」の仕組みを知り、それを現実に活かすという見地で、仮説を示しますね。」

A子さん
「はい、知りたいです。どんな仮説ですか?」

かまた
「簡単に言うと、『私たちの意識はゆるやかにつながっている』ということ。もう少し補足すると、『私たちは、潜在意識の領域で「集合意識」というものを形成している』のではないか?ということです。」


■ なぜ、一定数の人が認知すれば、ブームとなってしまうのか?


よく商品の販売戦略を考えるマーケティングの分野では、「一定数の人が認知すれば、その後は(その商品やサービスなどが)爆発的に広がる」と言われます。

未だにテレビのCMに巨額のお金がつぎ込まれるのも、「一定数の人が認知すると、その他の人もその認知に影響されるように購入してくれやすくなる」ことを経験的に知っているからという理由が考えられます。

そのため、ビデオ録画でCMがスキップされるようになっても、また、ネット広告がさかんになっても、テレビCMの需要がなくならないわけです。やはり、一度に数百万人が視る可能性があるのは、テレビCMになりますからね。

逆に、マーケティングの分野からは、順調に認知が広がらない場合として「キャズム(深い溝、または谷)」ということが提唱されています。

キャズム(深い谷)を超えると圧倒的に広がる

まだ、誰も知らないマニアックな商品やサービスにまっさきに飛びつくのが「イノベーター」と言われる人々。これは非常に少ない(2.5%)。

その後、比較的トレンドに敏感な「アーリーアダプター」が、試すようになってくれる(13.5%)。

けれども、その後、爆発的に広がるかどうかには、深い溝(谷)である「キャズム」が存在し、「アーリーマジョリティ」に広がる前に終焉してしまう商品やサービスが後を絶たない・・・という考察(仮説)です。

これはマーケティング上の考察(仮説)ですが、「集合意識」(私たちの意識はゆるやかにつながっており、個々の意識の平均や集まりともいうべき「集合意識」を創っている)という視点(仮説)からも、このような認知の広がりについての説明ができると考えています。


■ 「百匹目の猿現象」がなぜ、広まったのか?


かまた
「ところで、A子さん、『百匹目の猿現象』ってご存知ですか?」

A子さん
「百匹目の猿?・・・なんですか?それは・・・」

かまた
「これも、昔ブームになった仮説なのですが、簡単に言うと、ある日、猿が同時多発的に、芋を海水で洗って食べ始めたということにちなんだネーミングです。」

A子さん
「はぁ・・・その猿の芋洗いと『集合意識』は、どんな関係があるんですか?」

かまた
「幸島という島にいる野生の猿たちを観察した結果、海水で芋を洗うと塩味がついておいしいことに気づいた猿がいました。次第に他の猿たちも、芋を海水で洗って食べるようになっていったのですが、ちょうどそれが百匹目に広がった瞬間、全く違う地域にいた猿たちも、なぜか同じように芋を海水で洗って食べ始めたというお話し(フィクション)です。」

註 経営コンサルタントの故・船井幸雄氏などにより2000年前後には、実際にあった事実としてビジネス界に広まりましたが、こちらのページなどを拝見すると、フィクション(象徴的な例え話)と考えたほうがよさそうです。

A子さん
「つまり、一定数の猿が海水での芋洗いをし始めたら、それが空間を超えて、猿という種(全体)に広がり始めた・・・ということですね。」

かまた
「そういうことです。あくまでフィクションのようですが、直感的にみんな“それは、ありうる“と思ったので、広まったお話しなのだと思います。私たち人間の例では、新たな発明や発見が、なぜか同時期に(全く親交のない)地球の裏側の研究者によって発表されようとしていて、タッチの差で先に発表した方の発明や発見になったりというお話しも聞きます。」

A子さん
「確かに、偶然かもしれませんが、不思議ですね・・・。先生は、それは、私たちが潜在意識のレベルで『集合意識』という領域でゆるやかにつながっているから、同時期に同じ発見や発明が起こるのも不思議ではない・・・とおっしゃりたいのですね。」

かまた
「そうなんです。他の例では、“虫の知らせ“というのがありますよね。つまり、お亡くなりになる親族の方が、亡くなる直前に離れた親族の方の夢に出てきたり、起きている時であればその気配を確かに感じた・・・というお話しは、みなさんも身近で聞いたことがあるのではないでしょうか?」

A子さん
「はい。聞いたことがあります。でも、それはてっきり超常現象というか、霊的(スピチュアル)なものかと思っていたのですが・・・」

かまた
「もちろん、実際に、霊的(スピリチュアル)な現象かもしれません(笑)。でも仮に『集合意識』という領域でゆるやかにつながっているとしたら、その世界では身近な親族ほど、より太いパイプでつながっていると考えられます。つまり、太いパイプでつながっている方の『意識』や『思考』が、何らかの形で流れ込んできたり、感じられたりすることは十分にあり得ると思います。」

A子さん
「なるほど・・・。確かに、それなら不思議ではない気がします。お亡くなりになる方は、親族との別れを惜しんだり、何か伝えたいことがあったりすると思うので、潜在意識(「集合意識」)の領域では、その思いがエネルギーとなって空間を超えて伝わっていく・・・ということなのですね。」


■ なぜ、物事がスムーズに進まないのか?


「集合意識」はさまざまな層で形成される


あくまでこれも、概念上の理解(整理)になりますが、

個人の意識(潜在意識)がゆるやかにつながって、さまざまな層(レベル)での、「集合意識」を形成している

と考えられます(上記の図)。

私たちが、何かを行う時にスムーズに進むかどうかは、この「集合意識」の制約が大きく関係していると考えられます。

例えば、極端な話、「一夫多妻」が禁止されている国(文化)では、法律で決められているという理由のほかに、「一夫多妻は道徳的にも人道的にもよくない」という「集合意識」(常識)が形成されているはずです。

そんな国(文化)の中で、一夫多妻を行おうとすると、「集合意識」レベルでの同意を取ることが難しく、現実には非難され、当然、結果として法律的にも罰せられることになるでしょう。

この例は、極端ですが、もっと身近なレベルで仕事における「新規プロジェクト」を考えてみましょう。

社会的に意義がある、そして、会社にも利益をもたらすことができる、今、流行りのDX(デジタル・トランスフォーメーション)の「新規プロジェクト」の構想が浮かびました。

しかし、その「新規プロジェクト」の構想が受け入れられるかどうかは、その職場や会社の「集合意識」の状況により大きく異なります。

「集合意識」は、その会社や職場の構成員、個々の意識の平均値に加え、重要人物(会社で言えば社長、職場では上司)の意識が大きく影響してきます。

単純に言うと、

・「集合意識」レベルでDXに理解がある・・・プロジェクトは受け入られやすい
・「集合意識」レベルでDXに理解がない・・・プロジェクトを進めるのは困難

そして、日本企業では、会議の議題に上げる前に(「集合意識」に影響を与える)重要メンバーにあらかじめ同意をとっておく「根回し」という文化がありました。

これは、「集合意識」レベルで、その内容についての同意をとり、集合意識レベルでのブロックや妨害を除去しようとしていたという見方もできます。「集合意識」レベルでの同意をとっておけば、その内容が現実にも通りやすいということを経験則からルール化していたのが日本企業に伝統的な「根回し」という文化だったと見ることもできます。


■ なぜ、周波数調整が必要なのか?


かまた
「A子さん、いろいろと話しているうちに、セッションの時間がなくなってきてしまいました。個人の意識がゆるやかにつながって、さまざまなレベル(層)で、集合意識が形成されている・・・ということが上記にあるので、あとはそれを読んでおいてくださいね。」

A子さん
「先生、そんな〜。ちょっとくらい時間を延長してくださいよ〜。個人の意識(潜在意識)がゆるやかにつながって、さまざまなレベルで「集合意識」を形成していて、それが個人の意識に影響を与える・・・お互いに影響を与え合っている、ということは理解できた気がします。でも・・・」

かまた
「よく理解できていますよ。でも・・・?何?」

A子さん
「肝心の“その『集合意識』が周波数調整と、どう関係があるのか?“を説明していただいていません!私、周波数調整のセッションを受けているんですけど・・・。先生、きちんと調整のほうもお願いします!」

かまた
「わかりました(笑)。A子さん、もちろん周波数調整はきちんと行いますよ。うちの優秀な特殊機器(タイムウェーバー、ロゴストロンK100、ヒーリングウェイブ)にきちんと指示をしておきますね。『集合意識』のお話しをしたのは、個人の意識や潜在意識レベルの周波数(バイブレーション、エネルギー状態)を整えても、個人の意識は『集合意識』から制約を受ける関係にあるから、そこを理解しておかないと周波数調整も次の段階に行きにくい・・・と思ったからなんです。」

A子さん
「ただ、私個人の周波数(エネルギー状態、潜在意識)を整えるだけではダメなんですか?」

かまた
「もちろん、それは基本です。個人の意識や潜在意識レベルの周波数が整っていないと、プロセスに時間がかかったり、人間関係でのトラブルの多発や肉体的には病気として現象化したりすることも多いですから・・・。しかし、『基学』における周波数調整の本当の目的は何でしたっけ?」

A子さん
「それは・・・確か『誰も競い合わず、調和的な循環が起こる世界』・・・を目指すだったような・・・」

かまた
「そうです。個人の幸せ(調和、周波数が整った状態)がなければ、社会全体の調和(周波数が整った状態)はありません。けれど、逆に、社会全体(の『集合意識』)が整っていかないと、個人もその不調和の影響を簡単に受けてしまいます。結果として、個人も幸せになりにくい(不調和な影響を受け続ける)という相互関係があるわけです。」

A子さん
「わかりました。私の周波数調整が進む(エネルギー状態、バイブレーションが整っていく)ことで、社会全体の集合意識の周波数調整もちょっとずつ進んでいく(整っていく影響がある)。社会全体の周波数調整(『集合意識』の調和度が上がること)が進めば、私個人の意識や周波数も影響を受けるから、より周波数調整が進みやすい(調和や幸せという状態の実現がしやすい)ということなのですね!」

かまた
「さすが、A子さん。そうなんです。個人の意識(潜在意識)の周波数調整と、社会全体の『集合意識』の調和度が上がる(周波数調整が進む)ことは、車の両輪のようなものです。ですので、『基学』では、ロゴストロンK100のほうに、社会全体、世界、地域、個人の調和度が上がっていくよう様々な内容をプログラムし、日々、高速(強力)発信もしています。」

A子さん
「先生、すっきりしました。社会全体、集合意識レベルの周波数調整が進むよう私も、個人の意識や周波数を整えていきます!また、受講後のレポートを楽しみにお待ちしています!!」


最後、駆け足になってしまいましたが、いかがだったでしょうか?

「集合意識」という捉え方について、少しでも参考になれば幸いです。



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