勝ち抜く企業のB2Bマーケティング(読書感想)『ベテラン営業マンと若手Web担当者がコンビを組んだら?』(創業までの道のり#67)
【やみくもな営業からの脱却】
私も現在、創業準備をしています。
「どのようにマーケティングを行っていけばよいのか?」という問題意識でとても興味を持って読みました。
この本では「インバウンドマーケティング」という概念を中心に話が進みます。
やみくもな訪問営業ではなく、Webとデータを活用して、自社サービスの活用に興味を持っていただけそうな会社や担当者を絞って、相手の興味関心を持ってもらえるアプローチをする。
要約すると、上記のようなマーケティングです。
例えば、情報を渡すにしても、Aという商品をそのまま紹介するのではなく、Aという商品を使うことによる課題解決につながる内容の情報発信を行う・・・という部分がポイントです。
Aという商品が生産効率向上につながるのであれば、「業務における時間管理」「生産プロセスでよく起こる問題点」「ボトルネックの解決で業績が変わった会社の実例」など、商品情報ではなく、課題の絞り込みにつながるような情報発信を行っていく。
そして、興味をもっていただき、Web上での資料請求やお問合せなど特定の行動を起こした会社を中心に相手の課題を分かったうえでアプローチしていく。
この「相手の課題を分かったうえで」という部分が重要ですね。
要するに、関係ない人にムダなアプローチはしないというマーケティング手法です。
いつも聴いているスタエフの多田さんというマーケターの方のご紹介の本でした。実際に読んでみて、小説形式で読みやすく面白かったです。
現在、読書の時間がなかなか取れないのですが、やはり読書は大切ですね。
今回も、この本から、ムダなマーケティングをしないヒントを一つ学びました。事業創造に活かしていきたいと思います。
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