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インディゴチルドレン達へ

インディゴチルドレンとは、あるアーキタイプであって、本質ではない。
いわば、ユングの言う元型だ。

誰の精神の深層にも、インディゴ的な存在はいる。

が、

インディゴチルドレンという元型に深く同調する人物が70年〜90年代にたくさん生まれた。
時代の雰囲気を感じやすい、ハイリーセンシティブな人物たちだった。

インディゴチルドレンは、
前半生トリックスターとして生き、破壊を担う。

彼らは、時代にとってもはや不要なものを破壊してゆく。
あまりに純粋すぎるゆえに、世の中の矛盾や欺瞞に耐えられない。人の取り繕った態度を見抜く力を持ち、独自の強い信念と、全体に対する責任感を持つ人々。

彼らは特殊な才能も持つが、この世界でバランスを保つのが難しく、カウンセリングの世話になったことがあったり、引きこもりを経験した人も中にはいたかもしれない。

しかし、トリックスターという元型に同調し過ぎると、自分の本来のアイデンティティを失ってしまう。
なぜなら、インディゴとは、一時的な役割のようなものだから。

役割を果たした後は、インディゴたちは『自分』に戻らなければならない。
が、
それはなかなか難しい。

自分のアイデンティティを喪失したような、虚しさに襲われるだろう。

今、インディゴたちは、『自分の使命はもう無い』『もはや生きている意味はないのではないか』という喪失感や一種の燃え尽き症候群のような症状や、怒り、希死念慮などを体験しているかもしれない。

しかし、
それを超えてゆく。
『自分』を取り戻してゆく。

その後は…
もちろん、まだまだ終わりではない。

ドラクエで、遊び人が、様々な冒険の末に賢者になるように、
インディゴたちは地球に存在するさまざま分野の賢者となっていくだろう。

後に生まれてきた新しく、高い精神性を持つ子供たちを導き、地球と繋げる使命を新たに担っていくだろう。

今は、まだ地球は混沌としており、今活躍するのは危ない。
しばらくは、自分を見つめ、悲しんでいる自分を癒し、自分がどれだけ愛情深く、それゆえ今までの経験に傷ついているか、さながら洞窟の中で、傷を負った動物が傷を舐めて身体を休め、英気を養うように。

以上。
ありがとうございました。




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