スペインのお歳暮
11/1の祭日が終わると、一気にクリスマスモードに突入です。
店舗ではクリスマスのデコレーションやクリスマス用品が並びます。
スペインのクリスマスは12/25がメインですが、12/26はバルセロナのあるカタルーニャ地方の祝日、年をあけて東方の三賢者がプレゼントを持ってくる1/10頃まで続きます。
日本の場合はクリスマスが終わるとすぐにお正月モードですが、こちらではそのまま年越しをするイメージです。
日本でも12月はお歳暮の時期ですが、スペインでも似たような、贈り物をする習慣があります。
ギフトコーナーの特設会場がデパートにも設けられます。
贈られる物は食料品が殆どで、祝祭日には店舗やデパートが閉まってしまうので、クリスマス休暇中に食べられるものを贈ります。
日本ではお世話になった方へと、目上の方に献上するイメージが多いですが
こちらでは、持っている人が持っていない人にあげるという感じで、目下の方が頂く感じです。最近は少なくなったようですが、会社から従業員が頂くという事も多かったようです。
この時期になると、スーパーや店舗で、生活の苦しい方に自分が差し上げる事ができる食品を差し上げるためのボックスが設けられます。
今年は食品ではなく、お金を寄付するようなシステムになったようです。
(食品だと偏りが出てしまう事や賞味期限もありますので)
皆で助け合い、クリスマスを過ごしましょうという感じですので、日本のような下心のある(来年もご贔屓に的な?)お歳暮というよりは、純粋な贈り物という印象ですね。
生ハム脚1本が入った豪華な箱は5万円程度しますので、豪華なプレゼントですね。
少々小ぶりの箱もありましたが、箱自体も可愛いデザインなので、自分で欲しくなります。貰ったら嬉しいでしょうね。
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