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デジタル名刺United Card(ユナイテッドカードの開発秘話について

こんにちは、合同会社TheFourSeasonsの川上です。今日は、2021年の10月にリリースしたサスティナブルデジタル名刺「United Card(ユナイテッドカードの開発秘話についてお話していきます。

<年間、30億。地球のためにできること>

「年間30憶」。
この数字が何を意味するか、すぐにピンと来る人は、そう多くはないと思われます。

これは、日本のビジネスパーソンが1年間に交換する名刺の数です。
日本には3000万人以上のビジネスパーソンがいますが、彼らは毎年30億枚もの紙名刺をやりとりしているのです。
日本は諸外国に比べて、名刺をやり取りする回数が非常に多いといわれています。たしかに名刺は非常に有用なものではありますが、地球環境の面から見ればこの「30憶枚」という名刺の数は明らかにマイナスです。

ユナイテッドカードは、このような「名刺による環境負荷」を解消することを目的として生み出されたものです。
ユナイテッドカードは、紙を必要としない電子名刺です。また書き換えを何度でも自由に行えるため、「刷り直し」も必要ありません。個人も企業も一丸となってサステナブルな社会を作り上げていく必要がある現在においては、この「電子名刺」という選択肢は非常に意味があるものだといえるでしょう。

ただ、地球環境への配慮は、使う側の不便さの上に成り立つものであってはなりません。
どれほど地球環境に優しいサービスであったとしても、1回データをやり取りするごとに使用料が発生するような名刺であれば、長く使い続けることは難しいことでしょう。

そこで私は、このユナイテッドカードを「買い切りスタイル」で打ち出すことにしました。
最初に3000円を払ってしまえば、その後で何回使っても、何回情報を書き換えても、費用は一切発生しないようになっています。月額使用料も年会費もまったくかかりません。
これは他社様の同様サービスとの大きな違いです。

「地球環境にも、利用者様にも優しいサービスを」という理念の下、ユナイテッドカードは作られています。

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<少し話しておきたい「利益」のこと>

上でも少し述べましたが、地球環境への配慮は、使う側の不便さの上に成り立つものであってはなりません。
なぜなら、使う側の不便さの上に成り立つ配慮は、やがて「使う側の疲労」を呼び込み、使う側がそのサービスの継続使用をやめてしまうことにつながるからです。サステナブルは「持続可能な」と訳されますが、使う側にとって「持続可能な」サービスでなければ、結局は地球環境への配慮も道半ばで終わってしまうのです。

これは、企業側にとっても同じことです。

地球環境に優しく、使う人のお財布にも優しいサービスであったとしても、そのサービスをリリースする側の企業に大きな負担が生じるものであれば、やはりそのサービスは続けることができなくなります。
そのため、「サステナブルなサービス」を提供する企業も、そのサービスからきちんと利益を得られるようにしておかなければなりません。利益を無視した慈善事業は、やがて必ず資金の問題にぶつかってしまうからです。

この視点は、日本ではあまり大っぴらに論じられることはありません。
しかし、「サステナブルな環境を作るためには、サステナブルな企業であること」が求められていることは事実です。
合同会社TheFourSeasonsも、当然この視点を持っています。このことを、ここではすべてつまびらかにお話ししていきます。

ユナイテッドカードの原価率は、実は45パーセント程度です。
つまり1枚売れるごとに、1500円程度の利益が入ってきます。また、近々リリースする予定の「ユナイテッドカード所有者によるコミュニティサイト」でも広告を打ちます。この広告が、我が社の利益となります。

つまり、ユナイテッドカードは、地球環境にとっても使用者様にとっても我が社にとっても、「サステナブルな」サービスであるといえるのです。


<これからの名刺文化について>

日本は「紙の文化」が非常に多い国であり、これが日本の魅力のうちのひとつとなっています。今後も「紙の名刺」の需要は、決して尽きることはないでしょう。

しかし、ビジネスの形態は日々移り変わっていっています。
2022年の世界では当たり前となった「WEBのページやSNSのアカウントなどを新しく知り合った人と共有すること」などは、40年前に生きた人の多くは考えもしなかったことでしょう。

また、名刺の活躍の場が「会社」だけにとどまらなくなったのも大きな特徴です。
個人の活動も継続的に発信して、価値観を伝え、人にそれを認知してもらい、共感してもらい、関係を続けていくことが一般的な世界となっているのです。
このような世界においては、スピーディーにすぐに新しい情報を手に入れられる電子名刺が、非常に重要な意味を持ちます。

2022年現在は、「紙の名刺」と「電子名刺」が入り乱れて存在する時代です。名刺を扱う人間も、TPOに応じて使い分けが求められているといえます。
ただそれでも、地球にも人にも優しい電子名刺サービスが普及した世界に徐々になっていくようにと、私は願っています。

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<ユナイテッドカードの仕様について>

ここからは、ユナイテッドカードの仕様についてのよくある質問について簡単にお答えしていきます。

Q1.「刻印」について知りたい。みんな入れているの?
A.ユナイテッドカードには、社名や名前の刻印が可能です。
550円の追加料金が必要ですが、80パーセント程度のお客様がこれを利用しています。
会社名と氏名の両方を入れるお客様もいらっしゃいますが、「会社で使うので会社名だけ」「複数の事業を展開しているので名前だけ」というように選び分ける方もいらっしゃいます。
ちなみに、漢字も入れられます!

Q2.失くしてしまったらどうすればいい?
A2.名刺を紛失した場合は、弊社にご連絡ください。マイページを削除することが可能です。
また、3000円で新たにユナイテッドカードを再発行することもできます。

Q3.パソコンなどのほかの端末と連動はさせられる?
ユナイテッドカードは「スマホ1台で完結できるサービスであること」を重視して開発したものではありますが、パソコンとの連絡ももちろん可能です。


ユナイテッドカードに関するお問い合わせがあれば、こちらにお寄せください。

■ お問い合わせページ
https://unitedcard.net/contact/





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