見出し画像

脱・紙名刺の実現へ!サスティナブルデジタル名刺UnitedCard開発と事業課題を語る

こんにちは、合同会社TheFourSeasonsの川上です。今日は、2021年の10月にリリースしたサスティナブルデジタル名刺「United Card(ユナイテッドカード)について、少しお話をしていこうと思います。

リリースしたプレスリリース記事

UnitedCardのHP

<気持ちが熱いうちに、すばやく情報を共有できる>

ユナイテッドカードは、たった1枚のカードに
・名前
・プロフィール画像
・経歴や自己紹介
・会社名や役職名
・学校名や専攻科目
・住所
・スキルや資格
・WEBサイト
・電話番号やメールアドレス
・各SNSアカウント
を盛り込める名刺です。


ただ、これだと従来の名刺と変わりがありませんよね。

ユナイテッドカードと従来型の名刺の違いは、「電子か、紙か」にあります。
ユナイテッドカードは、従来の紙名刺とは異なり、電子名刺に分類されるものなのです。

パーティーや会合の場で新しく知り合った人とSNSでつながろうとしたときに、
「相手のアカウント名を探すのが手間」
「『後で登録しよう』と思っていたけれど、面倒くさくなってしまった」
「たくさんの人と名刺を交換したため、SNSでつながりはしたけれどこの人がどんな人だったか思い出せなくなってしまった……」
という経験がある人はいませんか。

ユナイテッドカードの場合は、スマホをタップしただけで自分の情報を共有することができるようになっています。このため、上記のようなことに頭を悩ませる必要もなくなります。
また、紙の名刺では「紙面」に限界があるため、SNSのアカウント名などを書ききれないこともあるでしょう。ユナイテッドカードはこのような「紙面の限界」も打破してくれます。


<月額料金無料! ほかのサービスとはここが違います>

電子名刺のサービスは、今までもたくさんありました。
これらはもちろん非常に意味のあるものだったのですが、ユナイテッドカードはそれをさらに使いやすくしたサービスとなっています。

発展途上にあった電子名刺サービスの場合、単純に、「SNSだけを共有できるもの」「紙の名刺をデータベース化して、QRコードやURLにして共有するもの」でした。
しかし進化したユナイテッドカードの場合、SNSの情報と髪の名刺の情報を全て網羅したうえ、プロフィール写真なども共有できるようになっています。

また、ユナイテッドカードのマイページの内容はいつでも更新できるため、常に最新の情報を共有することができます。

もう一つの大きい違いとして、「ユナイテッドカードの場合、月額料金が無料」ということが挙げられます。
3300円の買い切り型(ただし刻印を入れる場合は3850円)で、これ以外の料金は一切かかりません。何回マイページを編集しても、何人と共有しても、何年間使っても、追加費用は発生しません。そのため、地球環境だけでなく、お財布にも優しい名刺といえます。


<サービス開発の裏事情>

このような特徴を持つユナイテッドカードですが、実はこの形態にたどり着くまでには紆余曲折もありました。
「開発時の苦労」は、あまり開発者の口から語るべき話でもないのかもしれませんが、ちょっとお話をさせてください。

作成段階でプログラマーさんの力をお借りはしましたが、デザインは私1人で考えました。
そのときに、「どんな情報を入れられるようにすれば良いのか」をすごく考えました。名前や住所は当然として、SNSはどれくらいにするのか、ほかに盛り込むべき情報はないのかなどを、すでにリリースされているサービスを研究して精査していきました。

当たり前のことなのですが、入れられる情報が増えると、それだけ入力しなければならない文字数も増えます。また、手数が増えることも考えられます。もともとこのサービスは、「直感的に入力できること」「説明書を必要としないこと」「手軽にだれでもサービスを利用できること」を意識していましたから、このバランスの調整に非常に苦心した覚えがあります。

その結果として現在のかたちになったのですが、実はこの「どんな情報を入れられるようにすれば良いのか」「入れる文字数が増えてしまうことをどう考えるのか」に答える仕組みも設けられています。

それが、「不要な部分が『カテゴリーごと』消せる」ということです。

前述したように、ユナイテッドカードには学校名や会社名、専攻科目名や役職名が書けるようになっています。
しかし学生さんのなかで「会社名」が書ける人はそれほど多くはないでしょうし、会社に勤めている人でも「学歴などは書きたくない……」という人もいるでしょう。

既存のサービスのプロフィール入力欄などは、「入れたくないところ」「書けないところ」は、「空欄」にするしかないというものがよくありました。ただこれでは、「この人はこの部分を書きたくないんだな、書けないんだな」と思われてしまう可能性があります。
ユナイテッドカードでは、「カテゴリーごと削除できる」という機能をつけることによって、「書けない」ではなく「もともとその項目が存在しなかった」というかたちにできるのです。


<どんどん進化していくユナイテッドカード>

現在はこのようなかたちをとっているユナイテッドカードですが、今後も見直しとアップデートを進めて行く予定です。

たとえば現在、
・マイページのSNS入力欄を充実させてほしい
・名刺管理アプリに対応するようにしてほしい
・改行ができるようにしてほしい
などの要望がよく寄せられていますが、このあたりも、順次対応していく予定です。

また、ユナイテッドカードを利用している人限定のコミュニティを作る計画も立てています。
進化していくユナイテッドカードを、ぜひ手に取ってみてくださいね。

※サービスの拡充・要望への対応は、2022年3月下旬を予定しています。









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?